本記事はこんな方におすすめです
- 神田明神の令和の御朱印が気になる
- 神田明神の御朱印帳について知りたい
- 神田明神の境内の様子が知りたい
神田明神の令和の御朱印をいただきました!
この記事を読むと、神田明神について次のことがわかります。
- どんな御朱印なのか
- 東京十社めぐりの御朱印
- 御朱印帳について
ぜひ最後までご覧ください。
神田明神の他にも、東京都内には心が落ち着く素敵なパワースポットがあります。
下記の記事もぜひご覧ください。
⇒【東京都内のパワースポット】神社&お寺のおすすめ10選をご紹介!
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神田明神の御朱印(令和)をいただきました!
神田明神の御朱印を令和になって初めていただきました。
とっても個性的な御朱印に驚きました。
神田明神の令和の御朱印
上の写真が、神田明神の令和の御朱印です。
見開き2ページで御社殿の写真付き。驚きました^^
神田明神の御朱印は、もともとは手書きの御朱印でした。
ところが、2018年頃から今のような印刷を組み合わせた御朱印に変わったとか。
左側の日付はもちろん手書きです。
朱印も手で押されています。
パット見はすべて手書きに見えるー。
神田明神の御朱印の種類は1種類のみです。
2枚で1セット、初穂料は300円となります。
参拝をきっかけに、神田明神から東京十社めぐりもスタートする方も多いのではないでしょうか。
神田明神・東京十社めぐりの御朱印
神田明神の東京十社めぐりの御朱印は、通常の御朱印と同じです。
2枚で1セットの御朱印。
実は、御朱印帳にどのように貼るのか迷っちゃったー。
そのまま2枚貼ると、右側の文字が隠れてしまいます。
神田明神についての説明が書いてある右側は開けておくのでしょうか…。
次回、参拝した時に社務所で神職さんに聞いてみます。
ということで、私はまだきちんと貼っていません^^
次に、神田明神の御朱印帳をご紹介します。
神田明神の御朱印帳
今回の参拝でいただいた、神田明神オリジナルの御朱印帳と、東京十社めぐりの御朱印帳です。
神田明神オリジナルの御朱印帳
神田神社オリジナルの御朱印帳は、紺と赤の2色展開です。
ちなみに、以前は薄いブルーや淡いピンク色もあったそうです。
現在は紺と赤の2色になっています。
鳳凰をモチーフにした、華やかながらも落ち着いたデザインの御朱印帳ですね。
神田神社オリジナルの御朱印帳の初穂料は1,000円です。
記事執筆時の情報です。
今後、変更になる可能性があります。
東京十社めぐりの御朱印帳
東京十社めぐりの御朱印帳は、木製の御朱印帳です。
木を使っているので、1冊ごとに木目が違います。
いわば世界に1つだけの御朱印帳ということだね。
東京十社めぐりの御朱印帳の中には、東京十社それぞれの説明も書かれています。
見ているだけで楽しくなりますよ。
ずっしりとした東京十社めぐりの御朱印帳の初穂料は1,500円です。
では神田明神の御朱印と御朱印帳は、どこでいただけるのでしょうか。
御朱印と御朱印帳はどこでいただけるの?
神田明神の御朱印とオリジナルの御朱印帳は、文化交流館1階にある「お守り授与所」でいただくことができます。
お守り授与所時間は9:00~17:00です。
ただし、季節により時間の変動がありますので注意をしてください。
また、今後変更になる可能性もあります。
事前に公式ホームページで確認してからお出掛けされることをおすすめします。
その他にも、神田明神ではアニメ作品とのコラボ御朱印帳や、東京多摩産の杉の木を使った御朱印帳などが販売されています。
その他の御朱印帳の販売場所は、境内左手にある物販所や文化交流館などです。
神田明神の物販所は、売店の一角にあります。
ソフトクリームなどを販売している売店とは別のお店です。
「ラブライブ」や「ご注文はうさぎですか??」とのコラボ商品や、神田明神公式マスコットキャラクター「みこしー」のTシャツなども。
参拝時にはぜひチェックしてみてくださいね。
私自身がアニメに詳しくなくて、ごめんなさい。
ぜひ公式ツイッターをご覧ください。
神田明神物販所公式Twitterはこちらからご覧いただけます
ここまで、神田明神の御朱印や御朱印帳などについてお伝えしました。
ではあらためて、神田明神がどのようなパワースポットなのかご紹介します。
神田明神とは?
【名称】
江戸総鎮守 神田明神(かんだみょうじん)
【正式名称】
神田神社(かんだじんじゃ)
【御祭神】
- 一の宮:大己貴命(おおなむちのみこと・だいこく様)
- 二の宮:少彦名命(すくなひこなのみこと・えびす様)
- 三の宮:平将門命(たいらのまさかどのみこと・まさかど様)
【住所】
東京都千代田区外神田2-16-2
【ご利益】
家庭円満・夫婦和合・縁結び・商売繁盛・事業繁栄・病気平癒・除災厄除・開運招福 など
【社務所・受付時間】
9:00~17:00(御祈祷受付は15:45まで ※時期により時間が異なります)
※変更になる可能性があります。事前に公式ホームページで確認してからお出掛けください。
【神田明神公式ホームページ】
https://www.kandamyoujin.or.jp/
【電車でのアクセス】
- JR 中央線・総武線 御茶ノ水駅より 徒歩約5分
- 京浜東北線・山手線 秋葉原駅より 徒歩約7分
- 東京メトロ 丸ノ内線 御茶ノ水駅より 徒歩約5分
- 東京メトロ 千代田線 新御茶ノ水駅より 徒歩約5分
- 東京メトロ 銀座線 末広町駅より 徒歩約5分
- 東京メトロ 日比谷線 秋葉原駅より 徒歩約7分
【バスでのアクセス】
都バス 茶51神田明神バス停より 徒歩約1分
【車でのアクセス】
- 首都高速都心環状線 神田橋出入口
- 首都高速1号上野線 上野出入口
※神田明神の北側に参拝者駐車場が若干数あります。
(神田明神正面の一の鳥居をくぐり、随神門右側の脇門より入ってください。)
※周辺にもコインパーキングがあります。
東京都千代田区に鎮座する神田明神は、江戸総鎮守の神様として約1300年の歴史がある神社です。
神田明神の正式名称は「神田神社」といいます。
一の鳥居の扁額など、境内のところどころで「神田神社」という表記を見ることができますよ。
神田明神は、「神田・日本橋・秋葉原・大手丸の内・旧神田市場・築地魚市場」など、108もの町会の総氏神様。
地域の人々からは「明神さま」と呼ばれ親しまれてきました。
神田明神といえば「神田祭」。
日本三大祭、江戸三大祭の一つに数えられる「神田祭」はあまりにも有名なお祭りですね。
また、神田明神は「東京十社」のうちの一社としても知られています。
家庭円満・夫婦和合・縁結び・商売繁盛・事業繁栄・病気平癒・除災厄除・開運招福などのご利益がいただけるといわれる神田明神。
多くの参拝客が訪れます。
まさに東京の強力なパワースポット!
ここからは、私の実際の参拝の様子をご覧ください。
神田明神へ参拝
東京メトロ 千代田線の「新御茶ノ水駅」から神田明神へ向かいました。
冒頭部分でご紹介した通り、神田明神へのアクセス方法はたくさんあります。
便利だね。
「新御茶ノ水駅」から神田明神の一の鳥居までは、徒歩で約5分で到着します。
一の鳥居からスタート
一の鳥居に到着しました。
神田明神への参拝は、一の鳥居からスタートします。
銅製の鳥居の扁額には「神田神社」と書かれています。
一の鳥居をくぐり、神田明神の表参道を進みましょう。
表参道には、甘酒で有名なお店など数件のお店が並んでいますよ。
参拝後にゆっくり楽しめそうです。
表参道の先には、神田明神の豪華な隋神門が見えます。
隋神門
神田明神の隋神門は総檜造り。
とっても豪華な隋神門です。
門の左右に隋神像が奉安された入母屋造りで、昭和天皇御即位50年の記念事業として1975年(昭和50年)に再建されました。
そして1998年(平成10年)の『平成の御造替事業』で塗替えられて、より鮮やかに。
右側の隨神像は豊磐間戸神、左側の隨神像は櫛磐間戸神です。
本当に豪華で素敵な隋神門!この時点ですでに圧倒的なパワーを感じます。
隋神門は、四神(朱雀・白虎・青龍・玄武)や「因幡の白兎」など、だいこく様の神話をモチーフにした彫刻で飾られています。
二層目には、平将門公に由来した金箔をほどこした「繋馬」の彫刻も。
さらに、境内側には一対の神馬が安置されています。
隋神門の美しさは正面だけではありません。
境内側にも美しい意匠を見ることができます。
綺麗~!素敵~!
ずっと見ていられます^^
あなたもぜひ豪華な隋神門を近くで見てください。
では、境内に入るその前に身を清めましょう。
神田明神の手水舎は、隋神門の左手にあります。
手水舎
神社を参拝する時は、手水舎で身を清めましょう。
水盤も綺麗な龍の手水舎です。
どんな参拝になるか、楽しみにしながら身を清めます。
ではいよいよ神田明神の境内へ。
境内へ入ると、正面に立派な御社殿が見えます。
御社殿
現在の神田明神の御社殿は、1934年(昭和9年)に、当時の神社建築としては珍しい鉄筋コンクリートの総漆朱塗で造営されました。
完成までになんと、約10年もの歳月がかかったとか。
昭和10年代後半からの戦災をも耐え抜いた立派な御社殿です。
「平成の御造替事業」では、御社殿の修復や塗り替えが行われました。
そして2013年(平成15年)には、国の登録文化財に登録されています。
御社殿の前に来ると、グッと強力なパワーを感じるよー。
御社殿の前、右手には、明治天皇御臨幸記念碑があります。
この明治天皇御臨幸記念碑は、1874年(明治7年)に明治天皇が神田明神へ御親拝されたことを記念した石碑です。
神田明神の紀元2600年奉祝として、1940年(昭和15年)に建立されました。
神田明神の御社殿の中には、美しい空間が広がっています。
感動的です。
思わずわぁ~っ!と言いそうになるほど美しい空間。
本殿にお祀りされている御祭神に、令和の平和を願って静かに参拝しました。
御社殿の前には1対の狛犬が迫力のある表情で、御社殿を守護しています。
神田明神の狛犬さんは、なんと正面を向いています。
珍しい狛犬さんですね。
神田明神の狛犬は、1933年(昭和8年)に奉献されました。
池田勇八による原型で作成された珍しい正面向きの狛犬です。
こちらは右側、「阿」の狛犬さん。
横から見ても凄い迫力です。
反対側もパチリ!
下の写真は、左側「吽」の狛犬さんです。
青空にもバッチリ映えるお姿です!
御社殿の前、左右にある鉄製天水桶も印象的ですよ。
こちらの鉄製天水桶は、高さ99 cm、横幅118.2 cm、奥行きは103.7 cmで、縁の厚さは3cmもあります。
1847年(弘化4年)に奉納された天水桶だということです。
左右の鉄製天水桶は、1999年(平成11年)4月に千代田区指定有形民俗文化財に指定されています。
神田明神の神紋・流れ三つ巴(なめくじ巴)がクッキリと描かれていますね。
黒とゴールドでカッコイイ鉄製天水桶。
個人的に好きなビジュアルです!
続いて、神田明神の摂社・末社へ参拝します。
神田明神の摂社・末社
御社殿の左手から奥へ向かって、神田明神の摂社・末社が並んでいます。
左手から順番に参拝するとスムーズに参拝することができますよ。
水神社(魚河岸水神社)
御社殿の左手、文化交流館の隣にあるのは末社の魚河岸水神社です。
魚河岸水神社の御祭神は、水神である弥都波能売命(みつはのめのみこと)です。
魚河岸水神社は、もともと日本橋に魚市場があった頃の市場の守護神・大市場交易神と、常磐稲荷神社の合殿でした。
1891年(明治24年)に魚河岸水神社と社名が改められ、1901年(明治34年)9月に神田明神境内に末社として祀られるようになったいうことです。
神田祭の期間中には、8mもの大きさの魚河岸水神社・加茂能人形山車を見ることができますよ。
社の前では狛犬さんがお護りしています。
右側「阿」の狛犬さんは毬を持っています。
そして、左側「吽」の狛犬さんは親子です。
小さいながらも迫力のある狛犬さんだよ。
魚河岸水神社の鳥居の右手には、1924年(大正13年)12月に神田日本橋の人々により建立された「神田日本橋桶工水溜講」の石碑が。
「神田日本橋桶工水溜講」の石碑は、中央区民有形民俗文化財に指定されています。
小舟町八雲神社
魚河岸水神社の右手にある小舟町八雲神社です。
小舟町八雲神社の御祭神は、建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)です。
石の鳥居の前には小さくて可愛い狛犬さんが。
まずは右の狛犬さん「阿」です。
そして、左の狛犬さん「吽」です。
石の鳥居をくぐると、一対の小舟町八雲神社鉄製天水桶があります。
地上からの高さが約1.4mの小舟町八雲神社鉄製天水桶は、2005年(平成17年)に千代田区指定有形民俗文化財に指定されています。
大伝馬町八雲神社
大伝馬町八雲神社の御祭神も、建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)です。
小船町八雲神社と同様に、石の鳥居をくぐると一対の天水桶があります。
大伝馬町八雲神社鉄製天水桶も、地上からの高さが約1.4m。
天水桶自体の高さは約76.7cmです。
2004年(平成16年)4月に千代田区指定有形民俗文化財に指定されています。
江戸神社
江戸神社は、江戸最古の地主神様。
現在の皇居内に702年(大宝2年)に創建されたのが始まりで、現在も多くの崇敬を集めています。
江戸神社の御祭神もまた、建速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)です。
神田祭では、江戸神社千貫神輿が宮入りをします。
ガラス越しに、社殿の中にある旧神田市場の千貫神輿を見ることができますよ。
上の写真では伝わりにくいかもしれませんね。
でも実際に見ると、とってもきらびやかで素敵な御神輿です。
縁起が良い煌びやかな御神輿。
神田祭の宮入りを想像すると気分が上がるね!
浦安稲荷神社
江戸神社から御社殿の左手奥へ進むと、浦安稲荷神社があります。
もともと現在の神田鎌倉町付近でお祀りされていた浦安稲荷神社。
浦安稲荷神社の御祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)です。
浦安稲荷神社の社の前では、小さなお狐さんがお護りしています。
扉にお賽銭を入れるのが新鮮です。
お狐さんの横にも、お賽銭を入れる場所があります。
浦安稲荷神社では、ガラス越しにネズミの絵馬を見ることができます。
歴史を感じる貴重な絵馬だねー。
扉とお狐さんの横に、そっとお賽銭を入れて参拝しました。
浦安稲荷神社の右手には、鳳輦神輿奉安殿があります。
鳳輦神輿奉安殿(ほうれんみこしほうあんでん)
鳳輦神輿奉安殿(ほうれんみこしほうあんでん)は、神田祭の時に「鳳輦神輿遷座祭」が執り行われる場所です。
鳳輦神輿奉安殿の右手には、末社の三宿稲荷神社と金刀比羅神社があります。
三宿稲荷神社・金刀比羅神社
三宿稲荷神社は、江戸時代より信仰されていた神田三河町2丁目の氏神様で、内山稲荷と合祀された神社です。
そして金刀比羅神社は、かつて隅田川の船人たちの守護神として信仰されていた神社です。
現在の社殿は、1966年(昭和41年)10月に建立されました。
三宿稲荷神社の御祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。
金刀比羅神社の御祭神は、大物主命(おおものぬしのかみ)、金山彦命(かなやまひこのみこと)、天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)です。
鳥居をくぐった所には、2002年(平成14年)4月に千代田区指定有形民俗文化財に指定された水盤が。
水盤の高さは61cm、横幅136cm、奥行は59.5cmです。
奉納の文字からも歴史を感じる水盤です。
三宿稲荷神社と金刀比羅神社の右手にあるのが、末廣稲荷神社です。
末廣稲荷神社
末廣稲荷神社の御祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)です。
古くから多くの庶民の信仰が強かった末廣稲荷神社。
現在の社殿は1966年(昭和41年)に再建された社殿です。
末廣稲荷神社も、お狐さんがしっかりとお護りしていますね。
さらに右手へ進むと、合祀殿があります。
合祀殿
合祀殿には、次の7つの社の神様が合祀されています。
- 籠祖神社(猿田彦神、塩土老翁神)
- 八幡神社(誉田別命)
- 富士神社(木花咲く耶姫命)
- 天神社(菅原道真命、柿本人麻呂命)
- 大鳥神社(日本武尊)
- 天祖神社(天照大御神)
- 諏訪神社(建御名方神)
合祀殿は、2012年(平成24年)に、旧・籠祖神社社地に建立されました。
合祀殿の鳥居をくぐった所にも素敵な狛犬さんがいましたよ。
まずは右側「阿」の狛犬さん。
そして左側「吽」の狛犬さんです。
合祀殿の狛犬さんは、グルッと線で囲んだような目が特徴的でした。
合祀殿からさらに右手に進むと、祖霊社があります。
祖霊社
祖霊社は、神田明神の氏子さんや崇敬者の先祖をお祀りするお社です。
御社殿の左手からどんどん進んできました。
ですので、位置としては御社殿の右手奥になります。
再び合祀殿から戻り、左手を見ると三の宮奉安庫(鳳輦庫)があります。
三の宮奉安庫(鳳輦庫)
鳳輦神輿奉安殿と同様に豪華な奉安庫です。
氏子神輿庫
氏子神輿庫には、氏子中の神輿約50基が納められています。
この後、授与所へ向かいました。
授与所へ
授与所は、文化交流館の1階にあります。
では続いて、神田明神のお守りをご紹介します。
神田明神のお守り
神田明神にはなんと70種類ものお守りがあります。
その中から私がいただいたのは、とっても小さくて可愛い「幸守り」です。
小さいお守りにも、神田明神の神紋・流れ三つ巴(なめくじ巴)が。
他にも、珍しい「IT情報安全守護」のお守りや、短冊に願い事を書く「おねがい兎守」などがあります。
また、神田明神ならではのアニメ作品とコラボしたお守りも。
授与所では、東京十社めぐりの小さな絵馬もいただくことができますよ。
東京十社めぐりを始めたので、御朱印と一緒に絵馬も集めることにしました。またご紹介しますね。
ところで、神田明神には七つの石の鳥居をくぐる「社日参り」という慣習をご存知でしょうか。
神田明神の社日参り(しゃにちまいり)
神田明神の境内に「境内末社めぐり」の案内板があります。
その案内板によると…。
「社日参り
春秋の彼岸の中日に一番近い戊の日のお参り。
この日神社に詣でて、五穀豊穣・身体健康を祈る信仰がある。この時石の鳥居を七つくぐってお参りすると、中風・ぼけ封じにもなるという古くからの信仰と慣習がある。
都内では、七つの石鳥居が揃った神社は、なかなか見当らず、この日には、多くの参詣がある。
毎、戊(つちのえ)の日のお参りには、古例にならい家清めの「お砂」を授与致しております。」引用:神田明神 境内末社めぐり案内板より
社日参り(しゃにちまいり)をするには、春秋の彼岸の中日に一番近い戊の日に七つの石鳥居をくぐります。
先程、摂社・末社の参拝でご紹介した通りにめぐってください。
御社殿の左手から奥へ向かって参拝すれば、下記の社をめぐることができますよ。
- 水神社(魚河岸水神社)
- 小舟町八雲神社
- 大伝馬町八雲神社
- 江戸神社(旧神田市場 千貫神輿)
- 浦安稲荷神社
- 三宿・金刀比羅神社
- 末廣稲荷神社
- 籠祖神社
末廣稲荷神社は赤い鳥居。
そして、籠祖神社は合祀殿の中にお祀りされています。
続いて、神田明神の境内の様子をご紹介します。
神田明神の境内の様子
神田明神の境内の様子を順番にご紹介します。
広い境内には、見どころがたくさんあるよ。
まずは境内に入ってすぐ左手のパワースポット「だいこく様尊像」からご紹介します。
だいこく様尊像
だいこく様は神田明神の一の宮の御祭神。
だいこく様尊像は、石造りとしては日本一の大きさを誇るだいこく様です。
高さは6.6m、重さはなんと約30t!
だいこく様尊像は、1976年(昭和51年)に完成しました。
こんなに大きな石のだいこく様!
大きなご利益がいただけそうなパワースポットです。
えびす様尊像
えびす様は神田明神の二の宮の御祭神でもあります。
イルカ、トビウオ、タイなどの美しい鍛金工芸技術で制作されたえびす様尊像。
東京芸術大学学長・宮田亮平教授による芸術作品です。
色合いも素敵なえびす様ですね。まさに芸術作品です。
獅子山
御本社の右手にある獅子山は、かつては境内参道の両脇に据えられていました。
関東大震災によって崩壊し、子獅子を紛失していましたが、今上天皇陛下ご即位を奉祝して再建されました。
獅子山の石獅子は、名工石切藤兵衛(別名・油売藤兵衛)が生涯でわずか3つしか造らなかったものの中の1つといわれている貴重なもの。
江戸時代、幕末期に製作されたと考えられています。
石獅子は、1991年(平成3年)4月に千代田区指定有形民俗文化財に指定されています。
石と苔などの緑が素敵な獅子山です。
では素敵な獅子山の様子を動画でご覧ください。
子獅子が可愛い神田明神の獅子山でした^^
祭祀殿・資料館
御社殿の左手に、祭祀殿・資料館があります。
1階が年祭を執り行うための祭祀殿。
2,3階は、資料館の展示室となっています。
1998年(平成10年)にオープンした祀殿・資料館。
資料館には、有名な神田祭のジオラマや、神宝、錦絵などが展示されています。
資料館の開館日と拝観料は、下記の通りです。
- 開館日:土日、祝祭日の午前10:00~16:00
- 拝観料:大人300円、学生・子供200円
私が参拝した時は休館日でした。次回は土日に行きます!
御神馬あかりちゃん
御神馬のあかりちゃんは、神田明神の人気者です。
境内にはあかりちゃんの厩舎があり、時々、境内を散歩したりするそうです。
ところが、あかりちゃんはちょうど夏休み中。
次回、会えるのを楽しみにしています。
文化交流館
文化交流館は、日本の伝統文化を伝えるため、2018年(平成30年)12月にオープンした複合施設です。
地下1階から地上4階まで、さまざまな施設があります。
文化交流館の1階には神札所・昇殿参拝受付やショップ、カフェなどが。
時間を忘れてしまいそうになるほど楽しめます。
記事執筆当時は、アニメツーリズムの「シュタインズ・ゲート」の御朱印も設置されていました。
神田明神ホールではイベントなども開催されています。
公式ホームページでチェックしてお出かけください。
明神会館
神前式の結婚式が行われる明神会館です。
美しい金色の吊り灯篭が印象的です。
男坂
神田明神の男坂は、「明神男坂」や「明神石坂」とも呼ばれる石段です。
天保年間に神田の町の4組の火消石段と石灯籠を奉献した男坂。
毎年1月と7月の26日に観月(夜待ち)が行われたほど、眺めが良かったそうです。
当時は、江戸湾を航行した船の灯台の役割も果たしていたとか。
神田明神の男坂は、アニメ「ラブライブ」の聖地としても有名です。
私も男坂を上り下りしてみました。
正確には下りて上ったのですが…。
では、その様子を動画でご覧ください。
江戸時代、明神男坂からの景色はきっと素晴らしかったんでしょうね。
明神男坂 大公孫樹
大公孫樹は、江戸時代からこの地に育つ由緒ある御神木です。
関東大震災で焼け残った公孫樹から生え育った「ひこばえ」が、立派な樹木となりました。
「ひこばえ」が親木を支え、東京大空襲も乗り越えたのです。
残念ながら親木は枯れてしまった為、上部を伐採して保存されることに。
長年この地を見守ってきた御神木には、災難除け・厄除け・縁結びのご神徳があるといわれています。
さざれ石
大公孫樹のそばにある「さざれ石」です。
神田明神のさざれ石は、伊吹山産出のさざれ石のようです。
女坂
女坂は、「御神裏参道」ともいわれる神田明神の裏参道です。
御社殿の裏から女坂へ向かって、上り下りしてみました。
その様子は、また動画でご紹介しますね。
力石
直径80cmの力石。
文政5年(1822)12月に神田仲町2丁目の柴田四郎右衛門が持ち上げたものだそうです。
神田明神の力石は、1991年(平成3年)4月に文化財に指定されています。
御百度石
だいこく様尊像の前にある御百度石です。
二十度毎に一枚の紙垂をお供えして、五色の紙垂をお供えすればお百度参りになります。
ちなみに、御百度石からだいこく様へのお百度参りなら約2km。
だいこく様・えびす様へのお百度参りなら約4km。
そして御本社へのお百度参りなら約8kmとなるそうです。
たくさんの石碑
神田明神の境内には、先ほどご紹介した他にも多くの石碑があります。
ズラッとご紹介しますね。
上の写真は、末廣稲荷神社の傍にある「水野年方顕彰碑」です。
浮世絵系の日本画家・水野年方の功績をたたえるための石碑。
2001年(平成13年)4月に、歴史資料として千代田区指定有形文化財に指定されています。
続いて下の写真は、合祀殿の近くにある「納札碑(千社札記念碑)」です。
2000年(平成12年)に建立された納札碑(千社札記念碑)には、200枚以上もの千社札が刻み込まれています。
願いを込めて貼る千社札の石碑。
古くから、神田明神がいかに多くの人々の崇敬を集めていたのか、ということがうかがえますね。
そして、納札碑(千社札記念碑)の横に並んで建てられているのが「小唄塚」と「小唄作詞塚」です。
小唄塚は、小唄の作曲家 吉田草紙庵の追悼碑。
小唄作詞塚はすぐ傍に建立されています。
御社殿の右手奥には、銭形平次の碑が建てられています。
銭形平次といえば、野村胡堂作「銭形平次捕物控」の主人公。
子供の頃、祖母がテレビで見ていたのを思い出しました^^
懐かしい~!
銭形平次親分が、神田明神下台所町の長屋に住んでいる設定だったことなどから建立された石碑です。
銭形平次の碑の横には、銭形平次親分の子分「がらっ八」の碑もありますね。
そして、境内の一角で面白いものを見つけてしまいました!
銭形平次の顔出しパネルです。
現在は使われていないようでしたが、貴重な発見!
銭形平次の碑の右手にあるのが、「江戸国学発祥の碑」」と「阿部筲人の句碑」です。
江戸国学発祥の碑は、江戸での国学の発祥を記念して1978年(昭和53年)に建立されました。
国学を始めた荷田春満に最初に入門したのは、神田明神神主家の芝崎好高だったというご縁があるそうです。
阿部筲人の句碑は、1972年(昭和47年)11月に建立されました。
「山茶花の散るや己の影の中」という俳句が刻まれています。
さらにもう一つ、俳句が刻まれた石碑があります。
力石の隣にある「角田竹冷の句碑」です。
角田竹冷は、俳人としても代言人(現在の弁護士)としても知られていました。
「白うをや はばかりながら 江戸の水」という俳句が刻まれた石碑は、1920年(大正9年)頃に建立されたといわれています。
隋神門をくぐった右手には、御防講巴纏記念碑が。
御防講(おふせぎこう)とは、古くから神田明神の警護をしていた団体です。
神田祭などの祭事で、現在も活躍されています。
御防講巴纏記念碑は、纏(まとい)の形をした珍しい石碑です。
では最後に、神田明神の境内で発見した私の一押しをご紹介します。
私の一押しは、獅子舞おみくじです。
神田明神の獅子舞おみくじ
神田明神の境内で、獅子舞おみくじなるものを発見してしまいました♪
お獅子さんが運んでくれる、七福神のおみくじです。
そういえば、神田明神のキャラクターズ「ししまい」はおみくじ担当だそうですね。
獅子舞おみくじを見たのははじめてのこと。
なのでとっても嬉しくて動画を撮りました!
獅子舞おみくじの機械は、境内の右手・神楽殿の横にあります。
境内左手・えびす様の近くにも1台あるのですが、現在は使えなくなっています。
まずは、獅子舞おみくじの動画をご覧ください。
なんともいえない可愛さですよね。
獅子舞おみくじを引くためには、100円玉2枚を用意しておいてね。
私が実際に引いたおみくじはというと…。
中吉でした!
私個人としては、ちょうど良い縁起の良さです。
お獅子さん、ありがとう!!!
ここで、境内にあるおみくじの結び処をご紹介します。
御社殿の前には、ハート型の結び処があります。
そして、隋神門の脇門にも結び処が。
どちらの結び処にも、たくさんのおみくじが結ばれていました。
神田明神の御朱印:まとめ
今回は、東京都千代田区の神田明神についてお伝えしました。
神田明神の令和の御朱印と東京十社めぐりの御朱印をいただき、さらに境内を満喫できますよ。
あなたもぜひ、東京のパワースポット、神田明神を参拝して強力なパワーを感じてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
※記事中の画像および動画は、事前に神田明神様に許可をいただいたうえで撮影をしています。
ご紹介した内容は、今後変更になる可能性があります。
最新の情報は公式ホームページでご確認ください。
今回ご紹介した神田明神の他にも、東京都内には心が落ち着く素敵なパワースポットがあります。
下記の記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
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