神社をお参りする時の服装で悩んだことはありませんか?
「何となく、きちんとした格好が良いというイメージはある。」
「でも、実際にお参りする時に、どんな服装が良いのかサッと決められない。」
なんていうこともありますよね。
そこで、今回は、神社をお参りする時の服装についてお伝えします。
神社をお参りする時の服装の色やデザインに決まりはあるのでしょうか。
神社で気持ちよくお参りをするためには、服装のマナーも大切です。
お寺にお参りする時にも、同じように参考にして下さいね 。
Contents
神社やお寺をお参りする時の服装・色やデザインに決まりはあるの?

神社を参拝する時、どのような服装が良いのでしょうか。
また、色やデザインに決まりはあるのでしょうか。
実は、神社を参拝する時、通常の参拝なら基本的にはどんな服装でも大丈夫です。
色やデザインにもコレ!という決まりはありません。
なぜかというと、大切なのは、神様に感謝するという気持ちだからです。
ただし、ここで「通常の参拝なら」どんな服装でも大丈夫だということを覚えておいて下さいね。
本来なら、服装のマナーにも気を付けたいところです。
もちろん、お寺をお参りする時にもマナーに気を付けましょう。

では、神社を気持ちよくお参りをするための服装を見ていきましょう。
お参りする時はTPOに合わせた服装が理想的
神社をお参りをする時は、TPOに合わせた服装が理想的です。
TPOに合わせた服装なら、気持ちよくお参りをすることができます。
「TPOに合わせた服装を」という言葉がありますよね。
神社を参拝をする時にも、「TPOに合わせた服装」をすることをおすすめします。
でも、「TPOに合わせた服装」といっても、参拝の種類によって違います。
まず初めに、参拝には大きく分けて2つの種類があることを確認しておきましょう。
参拝には2つの種類がある
参拝の種類は、大きく分けると次の2つです。
- 通常の参拝
- 正式参拝(御祈祷を受ける時などの特別な参拝)
この2種類の参拝によって、「TPOに合わせた服装」は異なります。
でも、基本的には2種類の参拝どちらにも共通することがあります。
それは次の2点です。
- だらしない服装はしない!
- 清潔感がある服装をする。
この2点は、最低限の常識として捉えておきましょう。

ちなみに、私が正式参拝をする時は、白と紺、または白と黒でまとめます。
周りの方を見ると、そこまでこだわっていないようですが…^^

では、もう少し具体的にご紹介しますね。
神社をお参りする時には、「避けるべき服装」と「望ましい服装」があります。
望ましい服装と避けるべき服装のチェックポイントとは?

神社をお参りする時には、「避けるべき服装」と「望ましい服装」のチェックポイントを押さえるようにして下さい。
まずは、「避けるべき服装」の10のチェックポイントを見てみましょう。
避けるべき服装10のチェックポイント
- ノースリーブは避ける
- ミニスカート(膝上の丈)は避ける
- 家でくつろぐようなジャージは避ける
- 派手な色は避ける(原色や派手な柄物など)
- 大ぶりのアクセサリーは避ける
- サンダルは避ける
- ハイヒールは避ける
- ブーツは避ける
- サングラスは鳥居をくぐる前に取る
- 帽子はできれば鳥居をくぐる前に脱ぐ
ここでは、女性の場合の避けるべき服装のチェックポイントを10個挙げました。
男性の場合も、先ほどお伝えしたように、だらしなくない清潔感のある服装を心掛けて下さい。


続いて、「望ましい服装」の3つのチェックポイントを見てみましょう。
望ましい服装3つのチェックポイント
- 白・紺・グレーなどの落ち着いた色
- スカートなら膝が隠れる丈・パンツなら丈が長いもの
- 肩やつま先、膝を見せない服装
ここで、「あれ?これだけ?」と思ったのではないでしょうか。
デニムや毛皮などについても気になりますよね。
神社をお参りする時、デニムや毛皮は大丈夫?
神社をお参りする時、デニムは、通常の参拝なら大丈夫ですよ。
例えば、通勤の途中で神社へ参拝したりすることもあります。
また、山頂に鎮座しているため、登山をして参拝するような神社もあります。
そんな時に、きちんとした服装をするのは難しいですよね。
ですので、デニムのようにカジュアルな服装でも、気にしなくても大丈夫です。
毛皮については、神社とお寺で異なります。
神社へお参りする場合は、できれば控えたいですが、絶対にダメではありません。
例えば、女性の晴れ着の襟元にはファーの襟巻を巻きますよね。その程度なら大丈夫です。
ただし、お寺へお参りする場合、毛皮はタブーとされています。

では最後に、御祈祷を受ける時などの特別な参拝の望ましい服装について、見てみましょう。
男女別の望ましい服装例をご紹介しますね。
男女別・特別な参拝の望ましい服装例

女性の特別な参拝の望ましい服装

女性の特別な参拝の望ましい服装のポイントを挙げてみました。
- 基本はフォーマルウェア
- 落ち着いた色の袖付きのワンピースでも良い
- ストッキングは必ず着用
- つま先の開いていない低めのパンプス
- アクセサリーはできれば控える
上記の望ましい服装のポイントを押さえていれば、神様に失礼になることはありません。
また、御祈祷を受ける時に恥ずかしい思いをしなくても大丈夫ですね。
ただし、ここでご紹介しているポイントはあくまでも望ましい服装のポイントです。
例えば、妊婦さんの安産祈願などでは、落ち着いた色合いであれば、細かくこだわる必要はありません。
妊婦さんの体調に合わせて服装を決めると良いですよ。

男性の特別な参拝の望ましい服装

男性の特別な参拝の望ましい服装のポイントを挙げてみました。
- 基本はフォーマルウェア
- ネクタイは必ず着用する
- スーツが望ましい
では、神社をお参りする時、子供の服装はどうすれば良いのでしょうか。
神社をお参りする時の子供の服装は?

子供さんと一緒に神社をお参りすることがありますよね。
神社をお参りする時の子供の服装も、基本的には大人と同じ考え方で大丈夫です。
先ほどお伝えした、2点を思い出して下さい。
- だらしない服装はしない!
- 清潔感がある服装をする。
この2点を守れば大丈夫です。
子供の場合は、出掛ける前にグズッたり、ハプニングが起こることもありますよね^^
ですので、あまり服装については堅苦しく考えなくても大丈夫です。

七五三などでは晴れ着がおすすめ

ただし、特別な参拝の場合は、子供の服装もフォーマルウェアが基本です。
就学児であれば、学校の制服を着せるのが無難です。
もしも、学校の制服がない場合や小さい子供さんの場合は、やはり落ち着いた色の服装にして下さい。
そして、普段着ではなく、「よそ行き」の服装にしましょう。
また、七五三などでは晴れ着がおすすめです。
七五三は子供にとっても、家族にとっても思い出に残る大切な一日。
ぜひ、晴れ着で素敵な写真を撮ってあげて下さいね。

まとめ
今回は、神社をお参りする時の服装についてお伝えしました。
通常の参拝の場合は、服装の色やデザインに、特に決まりはありません。
でも、最低限の常識をわきまえて、服装選びをして下さいね。
お寺へお参りをする時の服装も同じ考え方です。
あなたもぜひ、気持ち良くお参りを。
そして、最後に大切なことを一つ。
夏は虫よけ対策が必須です。

神社の参拝方法について、服装以外にも悩むことってありますよね。
そんな時は、こちらの記事を参考にしてみて下さいね。
⇒神社の参拝方法とマナー決定版!基本を知れば願い事は叶う!?