あなたは神社の参拝方法とマナーの基本を知っていますか?
もしかすると、その参拝方法とマナーは間違っているかもしれません。
正しい参拝方法とマナーで神社を参拝すれば、神様のご利益がもっと得られるかもしれませんよ。
今回は、神社の参拝方法とマナー決定版!をお伝えします。

神社の参拝方法の基本を知れば、あなたの願い事は叶う!?かも。
神社の参拝方法とマナー・実は間違っているかも


あなたの神社の参拝方法。
実は間違っているかもしれません。



もし、間違った参拝方法だとしたらもったいないですよね
そこで、パワーマニアとしての神社の正しい参拝方法とマナーをご紹介します ♪
神社の正しい参拝方法とマナーを覚えておけば、いつでもサラリと気持ちよく参拝することができます。
神様のご利益もきっといただくことができますよ。
あなたの参拝方法が正しい参拝方法かどうか、ぜひ確認してみてください。
神社の正しい参拝方法とマナー


神社の正しい参拝方法とマナーを、参拝の順序に従ってご紹介していきます。
まずは、簡単に参拝の順序を確認しておきましょう。
参拝の順序は次の通りです。
- 身だしなみを整える
- 一礼をして鳥居をくぐる
- 境内に入ったら参道の端を歩く
- 手水舎で身を清める
- 拝殿へ向かう
- お賽銭を入れる
- 鐘を鳴らす
- 二拝二拍手一拝で参拝する
- 境内の末社へ参拝する
- 社務所で御朱印やお守りをいただく



ちなみに、私が神社を参拝する時も、毎回この順序です。
では、神社参拝の順序通りに、正しい参拝方法とマナーを確認していきましょう。
神社参拝の順序1:身だしなみを整える


神社参拝の順序の1つめは、「身だしなみを整える」です。
神社へ参拝するということは、神様にお会いすることでもあります。
神聖な場所で神様にお会いするのなら、身だしなみを整えるのは当然のことですよね。
通常の参拝の場合はカジュアルな服装でも、とにかく清潔感を大切にしましょう。
神様に見せても恥ずかしくないように、清潔感がある身だしなみで参拝してください。



身だしなみを考える時、目上の人のお家に招かれたことを基準にすると良いですよ。
また、拝殿の前では、帽子は脱いで参拝することをおすすめします。
神社参拝の順序2:一礼をして鳥居をくぐる


神社参拝の順序の2つめは、「一礼をして鳥居をくぐる」です。
神社の鳥居をくぐると、そこから先は神域になります。
神様の場所に入らせていただくことですので、必ず一礼をしましょう。
もし、本殿や拝殿へ向かう途中でいつくかの鳥居がある場合は、その都度、一礼をしてください。
神社参拝の順序3:境内に入ったら参道の端を歩く


神社参拝の順序の3つめは、「境内に入ったら参道の端を歩く」です。
鳥居から本殿へと続く道を参道(さんどう)といいます。
参道の真ん中は、神様の通り道。
神様の通り道は、正中(せいちゅう)と呼ばれます。
参拝する時には、この正中(せいちゅう)を避けて、参道の端を歩くようにしましょう。
参道の端といっても、左右がありますよね。
でも左右どちらを歩くかというのは、決まっていない神社が多いようです。
ですので、参道の正中を避けていれば特に問題はないでしょう。
ただし、伊勢神宮の場合は、外宮は左側通行、内宮は右側通行と決まっています。
伊勢神宮では外宮・内宮ともに参道の左右を守りましょう。
ちなみに、私の場合は、いつも参道の左側を歩くようにしています。



すっかり習慣になってしまいました^^
さらに、本殿や拝殿の前を横切る時、頭を下げている神職さんや氏子さんを見たことはありませんか?
そこまでできると完璧!
でも通常は、そこまでできなくても大丈夫です。
神社参拝の順序4:手水舎で身を清める


神社参拝の順序の4つめは、「手水舎で身を清める」です。
ただし、コロナ過では必ずしも手水舎で身を清めなくても大丈夫です。コロナウイルス感染予防対策が行われている場合のみ、身を清めましょう。神社やお寺によっては手水舎が使えないことも。
手水の方法・作法は次の通りです。
- 右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、水を汲む
- 左手に水をかけて左手を清める
- 柄杓(ひしゃく)を左手に持ち替える
- 右手に水をかけて右手を清める
- もう一度、柄杓(ひしゃく)を右手に持ち替える
- 左手で水を受ける
- 左手に受けた水を口に少し含んですすぐ
- 左手に水をかけて左手を清める
- 右手に持った柄杓(ひしゃく)を手前に傾けて、右手を清める
- 右手で柄杓(ひしゃく)を元の場所に戻す
手水の方法・作法には、たくさんの段階があるように見えます。
でも、ひとつひとつ行ってみるとスムーズな流れになっています。
神社参拝の順序5:本殿・拝殿へ向かう


神社参拝の順序の5つめは、「本殿・拝殿へ向かう」です。
神社によっては、境内に末社がお祀りされていることがあります。
でも、最初は御祭神がお祀りされている本殿・拝殿へ参拝します。
手水舎で身を清めたら、まずは拝殿へ向かいましょう。
神社参拝の順序6:お賽銭をそっと入れる


神社参拝の順序の6つめは、「お賽銭をそっと入れる」です。
お賽銭はそっと入れましょう。
「そっと入れる」のが大切なポイントです。
時々、お賽銭を投げ入れる人がいらっしゃいます。
でも、必ずそっと入れてください。



そっと入れるのがお賽銭のマナーです。
神社参拝の順序7:鐘を鳴らす


神社参拝の順序の7つめは、「鐘を鳴らす」です。
鐘がある場合は、このタイミングで鐘を鳴らしましょう。



個人的には、この時、とってもテンションが上がります。鐘をジャラジャラするのは楽しいです^^
神社参拝の順序8:二拝二拍手一拝で参拝する


神社参拝の順序の8つめは、「二拝二拍手一拝で参拝する」です。
二拝(にはい)・二拍手(にはくしゅ)・一拝(いっぱい)が、基本的な参拝の形。
社殿の前で礼を二回して、拍手を二回、礼を一回しましょう。
ただし、神社によっては異なります。
例えば、出雲大社の場合は『二拝四拍手一拝』となります。
神社参拝の順序9:境内の摂社・末社へ参拝する


神社参拝の順序の9つめは、「境内の摂社・末社へ参拝する」です。
御祭神がお祀りされている本殿・拝殿への参拝を終えたら、次に、境内の摂社と末社へ参拝しましょう。
その都度、6~8を繰り返して参拝してくださいね。
神社参拝の順序10:社務所で御朱印やお守りをいただく


そして最後は、「社務所で御朱印やお守りをいただく」です。
参拝を終えたら、社務所で御朱印やお守りをいただきましょう。
ただし、神社によっては先に御朱印帳を預けておいて、後でいただける場合もあります。
また、先にお守りをいただくことで、参拝中にご利益をたくさんいただけるといわれることも。
いずれにしても、御朱印を手元にいただくことができるのは、参拝後になります。
御朱印は参拝をした証だからです。



神社では、まず参拝するということを忘れないでくださいね。
ところで、神社で願い事をしても良いのでしょうか。
ここは大切なポイントです!
最後に確認しておきましょう。
神社の参拝方法とマナー・願い事をしても良いの?
「神社で願い事をしても良いの?」ということについてお伝えします。
神社に参拝する一番の意味は、神様に日頃の感謝をすることです。
ですので、むやみに願い事をするのは少し意味が違ってきます。
まずは、神様に感謝をしましょう。
そのうえで願い事をするのなら、きっと神様もあなたの願いを聞いて下さるでしょう。



神様に感謝をするということを忘れなければ、願い事をしても良いのではないでしょうか。
ただし、神様によってご利益が異なります。
どんな願い事でも良いというわけではないという考え方もあります。
例えば厄除けのご利益がある神様には、「毎日無事に過ごせますように…。」という願い事が良いかもしれませんね。
今回ご紹介した参拝方法は、絶対的なものではありません。神社などによって、さまざまな作法があり、今回の参拝方法とは異なる場合があります。その点はご了承ください。
まとめ


今回は、神社の参拝方法とマナー決定版!をお伝えしました。
基本的ばかりなので、意外と簡単ですね。
正しい参拝方法とマナーを知ったあなたは、きっと神様のご利益がもっと得られるでしょう^^
あなたの願い事が叶いますように。