本記事はこんな方におすすめです
- 初穂料がどんなものかわからない
- 初穂料の読み方が知りたい
- 地鎮祭(じちんさい)で準備する「のし袋」が知りたい
いざという時、初穂料のことを知らないと困ることがあります。
そこで、この記事では初穂料について次のことをご紹介します。
- 初穂料とはどんなものなのか
- 初穂料の読み方
- 地鎮祭(じちんさい)ではどんな「のし袋」が良いのか
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この記事で、あなたの疑問を解決してくださいね。
神社の参拝方法などの基本については下記の記事をご覧ください。
⇒神社の参拝方法・決定版!正しいマナーと基本を知ればご利益がアップするかも!
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初穂料とはどんなもの?読み方は?
まずは初穂料について見ていきましょう。
初穂料は神様への感謝の気持ち
![初穂をお供えするイメージイラスト](https://power-mania.com/wp-content/uploads/2018/08/mukasi.jpg)
![初穂をお供えするイメージイラスト](https://power-mania.com/wp-content/uploads/2018/08/mukasi.jpg)
初穂料(はつほりょう)とは、神様への感謝の気持ちを表すものです。
その年に初めて収穫した稲穂を、神様への感謝とともにささげた古くからの慣習に由来しています。
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つまり、初穂とは「稲や穀物などのこと」を指しているのです。
日本では、古くから毎年秋になると、神様への感謝の気持ちを込めてその年の初穂をお供えしていました。
貨幣が使われるようになってからも、初穂という言葉だけが残っているのです。
具体的には、次のようなもののことを初穂料といいます。
- 神社を参拝して御朱印やお守りをいただいた時に神社へ納めるお礼の金銭
- 神社を参拝して御祈祷を受ける時に、神社へ納めるお礼の金銭
そして、地鎮祭の時にも、儀式のお礼として初穂料を納めます。
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自宅を新築する時、地鎮祭(じちんさい)で準備するものの中に「初穂料」というものがありますね。
初穂料の読み方は?
初穂料の読み方は「はつほりょう」です。
次に、地鎮祭(じちんさい)での「のし袋」について見てみましょう。
初穂料・地鎮祭ではどんなのし袋が良いの?
![初穂料ののし袋](https://power-mania.com/wp-content/uploads/2018/08/hatuhoryo.jpg)
![初穂料ののし袋](https://power-mania.com/wp-content/uploads/2018/08/hatuhoryo.jpg)
地鎮祭では、紅白の蝶結びの「のし袋」を用意しましょう。
正式な「のし袋」に入れるのが良い
地鎮祭の初穂料(はつほりょう)料金はおそらく何万円にもなると思います。
ですので、地鎮祭の初穂料は印刷ではない正式な「のし袋」に入れるのが良いでしょう。
地鎮祭以外のお礼として初穂料を納める場合は、5000円程度の金額を入れることもあります。
その場合は、印刷された「のし袋」でも大丈夫です。
「のし袋」は「熨斗(のし)」が付いた袋
ちなみに「のし袋」は、正式には「熨斗袋」と書きます。
つまり、「のし袋」とは「熨斗(のし)」が付いた袋のことです。
「熨斗(のし)」とは、一般的にお祝い事で贈る品などに添えられる飾りのことをいいます。
右上に付いている黄色い紙を六角の紙で包んだ飾りが「熨斗(のし)」です。
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もともとは、なんとアワビや昆布などが使われていたんだってー。
初穂料は御祈祷や地鎮祭などの儀式のお礼に納める
初穂料とは、神様への感謝の気持ちをあらわすものです。
神社で御祈祷を受けたり、地鎮祭などの儀式のお礼にも初穂料を納めるということがわかりました。
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でも、玉串料という言葉もありますよね。
では、初穂料と玉串料の違いは何でしょうか。
次に、初穂料と玉串料の違いについて見ていきましょう。
初穂料と玉串料の違い
玉串料と初穂料はよく似ています。
どちらも神社へのお礼として納めることは共通しています。
ただし、微妙に意味合いが違うのです。
例えば、神社で御朱印・お守り・お札などをいただく時には初穂料を納めます。
でも、御祈祷を受ける時には玉串料を納めます。
神社で御祈祷を受けると、玉串を受け取って奉納しますよね。
玉串料とは、玉串の代わりとして納める金銭のことなのです。
玉串とは、御祈祷を受ける時などに神様に奉納する榊の枝です。
米や酒などの神饌と同じ意味があるとされています。
地鎮祭では「初穂料」や「玉串料」の他に「神饌料」という言葉を使うこともあります。
では、初穂料や玉串料は、具体的にはどのような使い方をするのでしょうか。
次に、初穂料と玉串料の使い方を見てみましょう。
初穂料や玉串料はどんな時に使うの?
初穂料と玉串料、それぞれを使う場合を挙げてみました。
初穂料を使う場合
初穂料を使う場合は、次のような時でです。
- お守りやお札
- 御朱印や御朱印帳
- お宮参り
- 七五三
- 結婚式
- 御祈祷
- 地鎮祭 など
玉串料を使う場合
玉串料を使う場合は、次のような時です。
- 通夜祭
- 葬場祭
- お宮参り
- 七五三
- 結婚式
- 御祈祷 など
ここでの御祈祷とは、合格祈願・安産祈願・交通安全祈願・厄除け祈願などのことを指します。
神式の葬儀(通夜祭・葬場祭)では「初穂料」という言葉は使いません。注意をしてください。
ところで、現在は季節に関係なく初穂料を納めますよね。
ということは、神様への感謝を伝える、初穂をささげる慣習は無くなってしまったのでしょうか。
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いえ、無くなってしまったわけではありません。
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じゃあ、初穂を捧げる慣習はどうなったの?
初穂をささげる慣習はお祭りに
初穂をささげる慣習は、現代では「お祭り」となって受け継がれています。
毎年秋になると、全国各地の神社などで「お祭り」が行われます。
一年を通して最も重要な「例大祭」を秋に行う神社も多いですよね。
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最も有名な神事としては、伊勢神宮で10月に行われる「神嘗祭(かんなめさい)」ではないでしょうか。
「神嘗祭(かんなめさい)」は、「神宮の正月」ともいわれているほど重要な神事です。
伊勢市では、「神嘗祭(かんなめさい)」が終わるまで新米を食べない人も多いとか。
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日本の「秋祭り」や「収穫祭」などのお祭りは、神様への感謝の気持ちの意味があるんだね。
お賽銭も米だった?!
また、神社を参拝する時に賽銭箱に入れるのはお賽銭ですね。
実はお賽銭も、もともとは米を神前に撒く「散米」や、洗った米を紙で包んだ「おひねり」でした。
その後、米を撒く代わりに、貨幣が使われるようになってからは「散銭」と呼ばれるようになったのです。
さらに、その後、神様へのお礼の意味から「賽(さい)」という漢字が付けられて「賽銭」となりました。
では、「初穂料」という言葉は神社だけで使うのでしょうか。
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気になるー。
初穂料は神社だけで使うの?
「初穂料」という言葉は、神社だけで使われます。
お寺の場合は、「お布施」や「お志」という言葉になります。
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間違えないように注意をしてください。
初穂料とはどんなもの?読み方は?まとめ
今回は、初穂料や地鎮祭の「のし袋」などについてお伝えしました。
あなたの疑問は解決できたでしょうか。
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さらに神社を参拝する時のマナーなどについても気になりませんか?
神社の参拝方法などの基本については下記の記事をご覧ください。