神戸市兵庫区にある、松尾稲荷神社(まつおいなりじんじゃ)を参拝してきました。
松尾稲荷神社は、日本最古のビリケン様 がお祀りされている稲荷神社。
地図で見ると少しわかりづらい所にあります。
ということで、グーグルマップを頼りに行ってみました!
松尾稲荷神社(まつおいなりじんじゃ)では、どのような御朱印とお守りをいただくことができるのでしょうか。
今回は、神戸市兵庫区にある、松尾稲荷神社(まつおいなりじんじゃ)をご紹介します。
近くにある、七宮神社(しちのみやじんじゃ)からのアクセスも、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
松尾稲荷神社(まつおいなりじんじゃ)とは?
松尾稲荷神社(まつおいなりじんじゃ)
【御祭神】
稲荷大明神
【御本社のご利益】
- 商売繁盛
- 家内安全
- 縁結び
【ビリケン様のご利益】
- 招福
- 病気平癒
- 学業向上
【住所】
兵庫県神戸市兵庫区東出町3-21-3
【アクセス】
JR神戸駅より 徒歩約10分
松尾稲荷神社(まつおいなりじんじゃ)は、神戸市兵庫区にある神社です。
創建時期は不明ですが、1336年(延元3年)にはすでにお祀りされていたとされています。
松尾稲荷神社は、古くから、商売繁盛や縁結びのご利益で知られています。
稲荷神社なのですが、大正時代の終わり頃にビリケン様が奉納されました。
このため、稲荷神社とビリケン様を一緒に参拝することができる珍しい神社です。
松尾稲荷神社(まつおいなりじんじゃ)にお祀りされているビリケン様は、公共の場に安置されているビリケン様としては、日本最古 といわれています。
では早速、私の参拝記をご紹介しますね。
今回は、直前に参拝した、同じ兵庫区内にある七宮神社(しちのみやじんじゃ)からのアクセスです。
松尾稲荷神社へ・七宮神社からのアクセス

七宮神社(しちのみやじんじゃ)を出ると、すぐ目の前に歩道橋があります。
この歩道橋を渡ります。

歩道橋の階段を上がりましょう。

写真の左手の方に向かって、歩道橋を進みますね。
この歩道橋は、国道2号線の上にかけられています。


それにしても、長い歩道橋です。
歩道橋の端まで進むと、やっと階段が見えてきましたよ。

階段を降ります。
この階段を降りると、国道2号線沿いです。
階段を降りたら、国道2号線沿いに東へ向かいましょう。

そして、1つめの角を右へ。

右に曲がったら、そのままずーっと、道を真っ直ぐに進んでくださいね。

そういえば、この旗は、七宮神社(しちのみやじんじゃ)の入り口にもありました。
「兵庫津(ひょうごのつ)」というのは、現在の神戸港の元となった港のことです。
奈良時代には、「大輪田泊(おおわだのとまり)」と呼ばれていたところです。
歴史を感じながら歩くのも良いですね。

と、ここで注意しないといけないことが!
地図通りに曲がらない方が良い
グーグルマップでは、公園の次の角を、左へ曲がるようになっていました。
ところが、それでは裏道に入ってしまうのです。
実は、私はここで曲がったので、迷ってしまいました。
少し迷って、最終的には、下の写真のような、どこかわからない狭い道に入ることに^^

「ここはどこ?」みたいなことになってしまいます。
ですので、地図通りに曲がらない方が良いですよ。

先ほどの公園を左手に見たまま、しばらく進むと少し広い道路に出ます。
そこを左に曲がると…。

突然大きな赤い鳥居があらわれました!


違う角度から見ると上の写真のような見え方になります。。
迷った時は参考にしてください。


赤い鳥居の右手には、日本最古のビリケンさんの案内があります。
では、いよいよ松尾稲荷神社を参拝します。
松尾稲荷神社(まつおいなりじんじゃ)を参拝!

松尾稲荷神社を参拝します。
住宅街に突如あらわれる、大きな赤い鳥居が印象的ですね。
ここから、たくさんの鳥居が続きますよ。
松尾稲荷神社のたくさんの鳥居

赤い大きな鳥居をくぐりましょう。
すると、次に石の鳥居が。


続けて、石の鳥居をくぐります。
するともう一つ石の鳥居が。

もう、この辺りにくると、ますます独特の空気感。
上手く表現できませんが、ギューッとした独特の空気感です。


さらに、赤い鳥居が続きます。
松尾稲荷神社には本当にたくさんの鳥居があります。
赤い鳥居をくぐると、左手に手水舎がありました。
松尾稲荷神社のお狐さんの手水舎

趣のある、素敵な手水舎です。
松尾稲荷神社の手水舎は、お狐さんの口から水が出ています。

お狐さんの手水舎は、なかなか迫力のあるお顔です。
手水舎で身を清めたら、いよいよ参拝します。
あ、もう一つ鳥居が。

松尾稲荷神社の最後の鳥居をくぐる

手水舎の横にある、最後の鳥居をくぐります。
松尾稲荷神社(まつおいなりじんじゃ)の覆殿

松尾稲荷神社には、覆殿があります。
覆殿の読み方は、「おおいどの」です。
「おおいとの」といわれることもあるようです。
松尾稲荷神社の朱赤の素敵な覆殿(おおいどの)。
建坪48坪という大きさの覆殿(おおいどの)は、全国でも数少ない大きさです。
松尾稲荷神社の覆殿の中には、御本殿と拝殿、さらにビリケン様がお祀りされています。
この後、一人でゆっくりと参拝。。。
ところが…。
松尾稲荷神社には独特の空気感が
通常なら、参拝した後に本殿などの写真を撮らせていただいています。
でも今回は、なぜか撮ることができませんでした。

松尾稲荷神社の境内に入った瞬間から独特の空気感を感じていたのです。
上手く言えませんが、異次元に入り込んだような感覚です。
御本殿も、日本最古のビリケン様も凄いパワーを放たれていましたよ!
そして、御本殿の周りを囲むように、たくさんの末社がお祀りされていました。
末社からも独特の空気感が。
松尾稲荷神社のたくさんの末社は、江戸時代の後期に、当時の村に点在していた神祠(しんし)を遷して祀ったものです。
御本殿の周りのたくさんの末社と、覆殿の中に吊られているたくさんの提灯の様子は圧巻です!
あなたも、この圧巻の光景をぜひ見てください。
松尾稲荷神社は、覆殿の中に吊られているたくさんの提灯にちなんで、「提灯もちのお稲荷さん」とも呼ばれています。
このため、商売繁盛のご利益だけでなく、縁結びのご利益でも有名です。

そして、松尾稲荷神社の本殿で、なんとか撮影できたのがこちらの写真です。

本殿の横の通路にあった「世界のビリケン」と書かれたボードに、たくさんのビリケンの写真がありました。
おそらく、いろいろな種類のビリケンをコレクションされているんでしょうね。


次に、松尾稲荷神社の境内を見て回りました。
不思議なことに、境内の写真は普通に撮影することができました。
松尾稲荷神社(まつおいなりじんじゃ)の境内

松尾稲荷神社の境内には、もう一社お稲荷さんが。
こちらもかなり古いお稲荷さんのようですね。
一願成就の碑(一願さん)

境内にある一願成就の碑という石碑には、赤い円形のガラスレンズがはめ込まれています。
赤いガラスレンズが一つ目の様に見えることから、「一願さん」と呼ばれています。
一願成就の碑は、もともとは離れた場所から伊勢神宮を拝むための遥拝碑として造られた碑。
一願さんには、一願成就のご利益があるということです。
平成のビリケン様

一願さんの横には、平成のビリケン様が。
平成のビリケン様は、もともと神戸市中央区の北野坂に鎮座されていました。
2018年(平成30年)になって、松尾稲荷神社の境内に来られたそうです。
石のカエル

松尾稲荷神社の境内の端には、石のカエルさんの姿もありました。


松尾稲荷神社の境内は、そんなに広くはありません。
でも、鳥居の多さには本当に驚きました。

そして、一つ気になることが…。
松尾稲荷神社の入口の大きな赤い鳥居には、通常ならあるはずの神社名(扁額)がありません。

と思ったら、赤い鳥居の横にありました。


では最後に、松尾稲荷神社の御朱印とお守りをご紹介します。
松尾稲荷神社(まつおいなりじんじゃ)の御朱印とお守り

松尾稲荷神社の御朱印です。
とっても珍しいと思いませんか?
松尾稲荷神社の御朱印には一粒万倍の文字があります。
そして、お狐さんの御朱印と、神社の御朱印、さらにビリケン様の御朱印。
3種類の御朱印が押してあります。
一粒万倍の「万」という漢字が「萬」になっているのもチェックポイントです。
一粒万倍といえば、とっても縁起が良い言葉。
そして、一粒万倍日はとっても縁起が良い日です。
また、松尾稲荷神社のお狐さんの御朱印は「和合狐」。
陰陽のお狐さんが向き合ってハートの形を作っています。

縁結びのご利益や金運アップのご利益をいただきたいあなたに、おすすめの御朱印です!

私が松尾稲荷神社を参拝した時は、ちょうど宮司さんが外出されていました。
このため、書置きの御朱印をいただくことに。
対応してくださったのは、おそらく奥様でしょうか。

松尾稲荷神社では書置きの御朱印に日付を入れていただいて、お守りもいただきました。
その時に、お清めのお塩や神社の由緒記やビリケン様の説明なども一緒にいただくことができました。


下の写真は、いただいた松尾稲荷神社の由緒記です。


まとめ

今回は、神戸市兵庫区にある松尾稲荷神社をご紹介しました。
あなたもぜひ、松尾稲荷神社を参拝してください。
そして、独特の空気感を感じてみてくださいね。
ただし、地図を見ながら行く場合は、途中で迷わないように注意が必要です。
松尾稲荷神社のご利益でしょうか。
私は参拝の後、とっても良いことがありました!
もしかすると、いただいたお清めの塩で家の周りを清めたのが良かったのかもしれません。
松尾稲荷神社の商売繁盛パワーは凄い!

せっかくですので、近くの七宮神社(しちのみやじんじゃ)や湊川神社(みなとがわじんじゃ)へも参拝してみてくださいね。
ここからは、おまけです。
JR神戸駅まで戻る時の参考にしてください。
おまけ・JR神戸駅へのアクセス

JR神戸駅へのアクセスは、松尾稲荷神社を出て、左へ進みます。
そして、1つめの角を左へ曲がってください。

このまましばらく、真っ直ぐに進みます。
少し先に、国道2号線が見えますよ。

国道2号線を渡ります。

ちなみに、信号待ちをしている間の風景は下の写真のような感じです。
このまま国道2号線沿いに左へ進むと、七宮神社(しちのみやじんじゃ)へ向かうことができます。

国道2号線を渡ったら、今度は高架沿いを右手に進んでくださいね。
ここからは神戸市中央区になります。

さらに信号を渡って高架沿いを進みます。

ひたすら真っ直ぐに行くと…。

JR神戸駅に到着しました。
お疲れさまでした!

湊川神社へ参拝されるなら、JR神戸駅の山側へ出てすぐのところにあります。
ちなみに、湊川神社の御朱印帳は大人っぽくて素敵なデザインです。