玉串料とは何か、ご存知ですか?
玉串というと、神社で御祈祷を受ける時には欠かせないものです。
その玉串の料金?というイメージですよね。
今回は、玉串料などについてお伝えします。
神社で御祈祷を受けるならぜひ知っておきたい玉串料。
ぜひチェックして下さいね!
[quads id=1]玉串料とは?
玉串料とは何でしょうか。
玉串料とは、玉串の代わりに神様へお供えする金銭のことです。
古くから、神社で神事が行われる際には、神様へのさまざまなお供え物をします。
そのお供え物の中の一つとして、玉串があります。
神社で御祈祷を受ける場合には、もともとは、神様へのさまざまなお供え物を御祈祷を受ける人が用意するのが一般的でした。
ところが、時代とともに、神社でお供え物を用意していただくように。
そこで、御祈祷を受ける人は、感謝の気持ちとお供え物の代わりに玉串料を神社に納めるようになったのです。
では、そもそも玉串とは何なのでしょうか。
そもそも玉串とは?
そもそも玉串とは、先程ご紹介したように、神社で御祈祷を受ける時に神様にお供えするものの一つです。
神社で御祈祷を受ける時は、まず拝殿の中に入ります。
そして、神職さんからお祓いを受け、祝詞(のりと)を奏上していただきます。
その後、神様に捧げるのが玉串です。
玉串は、榊(さかき)という常緑樹の木の枝に、紙垂(しで)という紙や麻、木綿などを付けたものが一般的です。
榊以外に、杉などの常緑樹が使われることも。
玉串には、神饌(しんせん)、つまり神様へのお供え物と同じ意味があります。
神道では神様と人間を結び付けるものとされています。
ちなみに、神社で御祈祷を受けるというのは、通常の参拝とは違います。
御祈祷を受ける参拝のことを、正式参拝といいます。
神社で正式参拝をする場合は、服装などにも注意が必要です。
神社で正式参拝をする場合の服装については、こちらの記事を参考にして下さいね。
⇒神社をお参りする時の服装は?マナーやタブーが知りたい!色やデザインに決まりはあるの?
玉串料という言葉の他にも、神社では、初穂料という言葉もよく使われますね。
次に、玉串料と初穂料の違いについて見てみましょう。
玉串料と初穂料の違いは?
玉串料と初穂料の違いは、使う場面で考えるとわかりやすいです。
玉串料と初穂料は、どちらも神様へ捧げるものですが、使う場面が少し違います。
玉串料と初穂料を使う場面は、次のようにわけると間違いはないでしょう。
玉串料を使う場面
御祈祷(主に地鎮祭など)・結婚式・神葬祭
初穂料を使う場面
御祈祷・御朱印やお守り、お札などをいただく時
御祈祷を受ける場合、基本的には、玉串料でも初穂料でも大丈夫です。
ただし、神葬祭の場合は、初穂料は使いません。
また、一般的には地鎮祭以外の御祈祷には初穂料を使うことが多いようです。
参考にして下さい。
まとめ
今回は、玉串料などについてお伝えしました。
玉串料とは、玉串の代わりに神様へお供えする金銭のことです。
玉串料と初穂料の違いについても、おわかりいただけたでしょうか。
安心して神社で御祈祷を受けて下さいね。
神社を参拝する時は、基本的なマナーも知っておきたいですね。
ぜひ、こちらの記事も参考にして下さい。