敏馬(みぬめ)神社は、神戸市灘区岩屋に鎮座する神社です。
敏馬神社(みぬめじんじゃ)は「縁切りのご利益」が有名な神社。
他にはどのようなご利益がいただけるのでしょうか。
神戸の御朱印集めをするなら、ご利益についても知っておきたいですよね。
今回は、神戸市灘区にある敏馬神社(みぬめじんじゃ)についてお伝えします。
参拝前にぜひご覧ください。
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敏馬神社(みぬめじんじゃ)とは?
【名称】
敏馬神社(みぬめじんじゃ)
【御祭神】
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
- 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
- 熊野座大神(くまぬにますおおかみ)
【住所】
兵庫県神戸市灘区岩屋中町4-1-8
【アクセス】
- 阪神電車 岩屋駅より 徒歩約2分
- JR灘駅より 徒歩約6分
敏馬神社(みぬめじんじゃ)は神戸市でもっとも古い神社の一つ
敏馬神社(みぬめじんじゃ)は、1800年以上も現在の地に鎮座する神社。
神戸市中央区の生田神社や神戸市長田区の長田神社とともに、神戸市でもっとも古い神社の一つです。
敏馬という漢字の読み方は「みぬめ」
神社名の敏馬という漢字は、「みぬめ」と読みます。
珍しい読み方ですよね。
実は、敏馬神社が鎮座している場所は、古代から「みぬめ」という地名なのです。
古くは美奴賣・美奴面・見宿女という漢字で書かれていたこともありました。
敏馬神社(みぬめじんじゃ)は「縁切りのご利益」で有名
そんな敏馬神社(みぬめじんじゃ)は「縁切りのご利益」で有名な神社です。
でもご利益は他にも。
他にはどのようなご利益がいただけるのでしょうか。
敏馬神社では、他にどのようなご利益がいただけるのでしょうか。
では、敏馬神社(みぬめじんじゃ)のご利益について見ていきましょう。
敏馬神社(みぬめじんじゃ)のご利益は?
敏馬神社で有名なのは「縁切りのご利益」。
そして縁切りの他に、「航海守護、災厄解除などのご利益」がいただけるといわれています。
どうやら、敏馬神社の縁切りのご利益は、もともとの災厄解除のご利益から来ているようです。
そもそも、敏馬神社のご利益は、航海守護・災厄解除などです。
敏馬神社としては、わざわざ「縁切りのご利益がありますよ。」ということは仰っていないのです。
敏馬神社はなぜ縁切りのご利益で有名になったの?
なぜ敏馬神社は縁切りのご利益で有名になったのでしょうか。
縁切りのご利益で有名になったのは、おそらく、この辺りが昔は繁華街だったことが始まりのようです。
江戸時代末期、敏馬神社の周辺は、遊郭やボートハウス、芝居小屋などがある繁華街でした。
繁華街だったということもあり、参拝に訪れる人の中に、恋愛や悪縁解除の願い事をする人が多かったのです。
そして、「敏馬神社の縁切りのご利益が凄い」という口コミが広がったのです。
現在でも、敏馬神社では、悪縁解除の御祈祷が多く行われています。
そこから、『神戸の敏馬神社といえば縁切りのご利益』といわれるほどになったんですね。
敏馬神社の縁切りのご利益はあくまでも悪縁解除
ただし、敏馬神社の縁切りのご利益は、あくまでも悪縁解除です。
悪縁を断つだけで、良縁を断つわけではありません。
安心してください。
ということで、敏馬神社のご利益は次のようになります。
- 悪縁解除(縁切り)
- 航海守護
- 災厄解除
あなたがもし、悪縁を断ち切りたいなら、敏馬神社へ参拝してみてください。
では、ここから私の参拝記をご紹介します。
JR灘駅から敏馬神社(みぬめじんじゃ)へ行くならアクセスも参考にしてくださいね。
敏馬神社(みぬめじんじゃ)への参拝の様子・アクセス
敏馬神社(みぬめじんじゃ)への参拝は、JR灘駅からスタートします!
敏馬神社へのアクセス・JR灘駅からスタート!
敏馬神社の最寄り駅は、阪神電車の岩屋駅です。
でも、私はJRで行くことにしました。
JR灘駅から敏馬神社へのアクセスをご紹介します。
アクセスの途中で、阪神電車の岩屋駅も出てきますよ。
JR灘駅の改札を出たら、右手に向かいます。
右手に向かうとすぐに、案内板が。
南東方面と書かれている方へ向かいます。
すぐに階段を降りていきます。
すると外に出るので、そのまま進むのですが…。
とっても可愛い「坂バス」
ここで、JR灘駅の前のロータリーに、ちょうど「坂バス」が停まっていました。
「坂バス」というのは、灘区周辺の坂道の多いところを走っている神戸市バスです。
普通の神戸市バスよりも小さくて、とっても可愛いバスなのです。
私は「坂バス」を初めて見た時、「わぁ、可愛い!」と、思わず叫んでしまいました。
あなたも、神戸市灘区周辺を訪れた時は「坂バス」を探してみてください。
ちなみに、坂バスはたくさん走っています。
では、敏馬神社(みぬめじんじゃ)に向かいましょう。
最初の道をそのまま真っ直ぐに進んでくださいね。
信号を渡ります。
そして、次の信号も渡ってください。
ここで、今度は左手を見てみましょう。
阪神電車の岩屋駅です。
岩屋駅から敏馬神社にアクセスする場合は、ここからスタートします。
この場所からは、JR灘駅からのアクセスと全く同じです。
阪神電車の岩屋駅からだと、徒歩約2分で敏馬神社に到着しました。
近いですね。
阪神電車の岩屋駅から少し歩くと、すぐ左手にガラス張りのビルがあります。
このビルの2Fには、BBプラザ美術館が。
時間に余裕があれば、参拝の帰りに立ち寄ってみてください。
ここは、そのまま真っ直ぐに進みましょう。
次の角を左に曲がります。
前にある大きな道路は、国道2号線。
通称「2国(にこく)」です。
国道2号線沿いを、しばらく歩きます。
すると、左手に敏馬神社の裏口が見えてきました。
もう少し進みます。
あの大きな木があるところが、敏馬神社ですよ。
敏馬神社の入り口側から見ると、下の写真のような感じです。
大きな木があるので、わかりやすいですね!
敏馬神社に到着!
敏馬神社に到着しました!
入口には、神社の略記もあります。
では、参拝しましょう!
敏馬神社(みぬめじんじゃ)を参拝!
敏馬神社の綺麗な石の鳥居をくぐります。
鳥居をくぐると、敏馬神社の広い境内が広がっています。
敏馬神社には駐車場があります。
ですので、車で訪れることもできますよ。
車で訪れる場合も、正面の鳥居をくぐって入ってくださいね。
敏馬神社の1つめの手水舎
鳥居をくぐって、まずは境内の左手にある手水舎に向かいます。
敏馬神社には、手水舎が2つあります。
こちらは1つめの手水舎です。
でも、手水舎にフタが。
1つめの手水舎は使えないようですね。
ということで、上の2つめの手水舎で身を清めましょう。
敏馬神社の拝殿へ
敏馬神社の拝殿は、この階段を上がったところにあります。
すると、参拝時はなんと拝殿が工事中。
こういう事もありますよね^^
拝殿全体がシートで覆われていました。
でも左手を見ると、ちゃんと参拝できるようになっていました。
良かった!
敏馬神社の2つめの手水舎
まずは、2つめの手水舎に向かいます。
こちらで身を清めましょう。
古い井戸がありますね。
深そうな井戸です。
「あぶない」という注意書きが!
落ちないように気をつけてください。
静かに参拝
この日は平日の午前中ということもあって、静かに参拝をすることができました。
拝殿は工事中でしたが、狛犬さんはしっかりと神社を守っていましたよ。
左の狛犬さんです。
そして、右の狛犬さん。
2体とも、まだ新しいのでしょうか。
綺麗な狛犬さんですね。
続いて、敏馬神社の境内にある3つの末社へ参拝します。
敏馬神社(みぬめじんじゃ)の境内にある3つの末社へ
敏馬神社の境内には、3つの末社があります。
手水舎の奥にある3つの末社です。
左から順番にご紹介しますね。
1:水神社と奥の宮
1つめの末社は、水神社と奥の宮です。
水神社の御祭神は、弥都波能売神(みずはのめのかみ)。
奥の宮には、御祭神の伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)をお祀りしています。
2:后の宮
2つめの末社は、后の宮です。
后の宮では、御祭神として神功皇后をお祀りしています。
后の宮と書いて「きさいのみや」と読むんですね。てっきり「きさきのみや」かと^^
后の宮の石碑は、民家から発見されたものだそうです。
石碑の手前には、年代を感じさせる灯篭がありました。
こちらの灯篭は、室町時代のものだそうです。
3:松尾神社(まつのおじんじゃ)
3つめの末社は、松尾神社(まつのおじんじゃ)です。
松尾神社(まつのおじんじゃ)の御祭神は、次の通りです。
- 金山彦神(かなやまひこのかみ)
- 大山祇神(おおやまつみのかみ)
- 船玉神(ふなたまのかみ)
続いて、敏馬神社の境内にある石碑などをご紹介します。
敏馬神社(みぬめじんじゃ)の境内にある石碑など
敏馬神社は、「万葉ゆかりの地」としても知られています。
このため、境内には、万葉集にちなんだ石碑などがたくさんあります。
写真の右側の石碑は、万葉歌人である柿本人麻呂の歌碑です。
御由緒書きの案内にも、「万葉歌碑」の文字がありますね。
そして、石碑の周りなど、あちらこちらに和歌を書いた立て札が。
敏馬神社が「万葉ゆかりの地」というのが、よくわかりますよね。
敏馬神社の境内には灯篭もたくさんありますよ。
そして、灯篭の後ろにも、また和歌の立て札がありました。
想像以上に、「万葉の地」をアピールされていて、ちょっと面白かったです^^
でも、全て綺麗に設置されているのが凄いな、と感じました。
戌年の説明
例えば、手水舎の前には、戌年の説明が。
戌年の意味や、ことわざなどがビッシリ!
とっても丁寧に書かれています。
戌年の人じゃなくても読みたくなりますよね。凄いです!
そういえば、松尾神社(まつのおじんじゃ)の前に、気になるものを発見しました。
松尾神社(まつのおじんじゃ)の前
松尾神社(まつのおじんじゃ)の前の地面に、何かの跡を発見しました。
これって、昔の名残りのような気がしませんか?
気になります。
神職さんに伺えば良かったですね。
次に向かったのは、境内にある白玉稲荷大明神です。
先ほど上がってきた階段を、再び降ります。
敏馬神社の境内にある白玉稲荷大明神
敏馬神社の境内にある、白玉稲荷大明神です。
朱赤が美しい!
白玉稲荷大明神の社の中もとっても綺麗でした。
こちらは左のお狐さんです。
巻物をくわえていますね。
そして、右のお狐さん。
何をくわえているのでしょうか。
玉のようなものをくわえています。よく見たのですが、わかりませんでした。機会があれば勉強します。
どちらのお狐さんも、鋭い表情です。
ご利益ありそう!
敏馬神社(みぬめじんじゃ)の社務所
敏馬神社の社務所は、階段の下にあります。
ちょうど鳥居をくぐって入ってくると左手になります。
そして、社務所の前にあるのが、閼伽井(とかい)です。
閼伽井(とかい)
閼伽井(とかい)は、三犬女清水とも呼ばれています。
昔は井戸として使われていました。
現在は、上の写真の様にお祀りされています。
閼伽井(とかい)の左手には、絵馬掛けがありますよ。
社務所でいただいた絵馬やおみくじは、こちらへどうぞ。
社務所とは反対側の方に、また何かの跡を発見しました。
こちらも、松尾神社の前にあったものと同じように、昔の名残りのような気がします。
次回の参拝の時には、神職さんに伺ってみますね。
緑が印象的な敏馬神社(みぬめじんじゃ)の境内
敏馬神社の境内は、たくさんの緑が印象的でした。
神戸市の「市民の森」に指定されているのも、納得ですね。
国道2号線という、大きな道路沿いにあるとは思えない、落ち着ける空間。
今回は、拝殿が工事中だったため、外観を見ることができませんでした。
でも、それも貴重な体験かな、と…。
それにしても、工事中とは思えない静けさでした。
神域の不思議の一つです。
では次に、敏馬神社のお守りと御朱印をご紹介しますね。
敏馬神社(みぬめじんじゃ)のお守りと御朱印
社務所でいただいた敏馬神社の御朱印です。
流れるような美しい御朱印ですね!
神職さんは、とっても感じの良い方でした。
もしかしたら宮司さんかもしれません。
そして、敏馬神社のお守りもいただきましたよ。
スッキリと綺麗なお守りです。
この後少し歩いて、同じ灘区にある船寺神社へ向かいました。
左側にあるのは、その船寺神社の御朱印です。
敏馬(みぬめ)神社で縁切り!?神戸の御朱印集めをするなら:まとめ
今回は、神戸市灘区岩屋にある敏馬神社(みぬめじんじゃ)についてお伝えしました。
敏馬神社のご利益は、縁切り・航海守護・災厄解除などです。
神戸で御朱印集めをするなら、ぜひ敏馬神社へ参拝してくださいね。
運気アップをするために読んでおきたい記事はこちら。