宮崎県高千穂は神話と深いつながりがあり、天孫降臨の地として有名です。
高千穂町には、天岩戸神社や高千穂峡、そして高千穂神社というパワースポットがあります。
高千穂神社を参拝した時には「高千穂の夜神楽」をぜひ見たいもの。
でも、「高千穂神社の夜神楽は予約できるの?」
と思いませんか?
ちゃんと見られるように事前にチェックしておきましょう。
今回は、宮崎のパワースポット・高千穂神社の、夜神楽の予約などについてお伝えします。
Contents
高千穂神社とは?
高千穂神社は、高千穂八十八社の総社として、古くから信仰を集めてきた神社です。
約1900年前の垂仁天皇時代に創建されました。
現在の高千穂町、日之影町、五瀬町、諸塚村は、かつて高千穂郷と呼ばれた所。
当時、高千穂郷には神社が554社もありました。
その中でも格の高い神社を「高千穂八十八社」といいます。
その「高千穂八十八社」の総社が高千穂神社なのです。
高千穂神社の本殿は1778年に再建された五間社流造での社。
九州では代表的な大規模な本殿といわれています。
高千穂神社の本殿は、2004年(平成16年)に国の重要文化財に指定されました。
また、高千穂神社には源頼朝が鎌倉時代に奉納した「鉄造狛犬一対」があります。
「鉄造狛犬一対」もまた、昭和46年に国の重要文化財に指定されています。
高千穂神社(たかちほじんじゃ)
【御祭神】
- 高千穂皇神(たかちほすめがみ)
- 十社大明神(じゅっしゃだいみょうじん)
【ご神木】
秩父杉(樹齢約800年)
【住所】
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037
【ご利益】
縁結び・夫婦円満・厄払い・諸願成就・農産業
【社務所】
7:00~ ※念のため、事前に確認して下さい。
【アクセス】
高千穂バスセンターより 徒歩約15分
高千穂神社の主祭神である、高千穂皇神(たかちほすめがみ)と十社大明神(じゅっしゃだいみょうじん)についてまとめてみました。
参考にしてください。
※高千穂皇神(たかちほすめがみ)は、6柱の総称。
- 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
- 木花開耶姫命(このはなさくやひめ)
- 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
- 豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
- 鵜鵝草葦不合尊(うがやふきあえずのみこと)
- 玉依姫命(たまよりひめのみこと)
- 三毛入野命(みけぬのみこと)
- 妃神鵜目姫命(うのめひめのみこと)
- 御子太郎命(みこたろうのみこと)
- 二郎命(じろうのみこと)
- 三郎命(さぶろうのみこと)
- 大戸命(おおとのみこと)
- 畝見命(うねみのみこと)
- 照野命(てるののみこと)
- 霊社命(れいしゃのみこと)
- 浅良部命(あさらべのみこと)
では、高千穂神社の夜神楽(よかぐら)は、予約ができるのでしょうか。
夜神楽(よかぐら)は予約できる?
夜神楽(よかぐら)は、予約ができるのでしょうか。
その前にまずは、神楽(かぐら)とは何かを知っておきましょう。
神楽(かぐら)とは
神楽(かぐら)とは、神様をお迎えして行われる神事です。
日本の伝統芸能は、ここから始まったとされています。神楽には、鎮魂の意味があります。
民間で行われる神楽を「里神楽(さとかぐら)」、宮廷で行われる神楽を「御神楽(みがぐら)」と呼びます。
日本全国では、1,000以上の神楽が受け継がれています。
そして、その中でも高千穂の夜神楽(よかぐら)は、重要無形民俗文化財に指定されています。
重要無形民俗文化財だと知ると、ますます期待が高まりますね!
その四番は、次の舞です。
- 手力雄(たぢからお)の舞
- 鈿女(うずめ)の舞
- 戸取(ととり)の舞
- 御神体(ごしんたい)の舞
各集落には、神楽の舞手がいます。
神楽の舞手が交代で奉納されるのです。
神楽の舞手には40年以上も舞っていらっしゃる方も。
舞手のことを「ほしゃどん」と呼びます。
「ほしゃどん」とは、奉仕者という意味です。
そういえば、神楽の奥深さや舞手の優雅さから「ほしゃどん」という名前を付けた焼酎もありますね^^
では続いて、高千穂神社の夜神楽(よかぐら)について、見ていきましょう。
高千穂神社の夜神楽(よかぐら)どこで行われるの?
場所は、高千穂神社の境内にある神楽殿です。
畳敷きの広間で、夜8:00から約1時間行われます。
予約はできる?
残念ながら夜神楽(よかぐら)の予約はできません。
当日の受付のみです。
もちろん、電話やメールでもできません。
毎日、境内にある神楽殿で、19:00より受付が開始になります。
約300人は入れますが、前の方で見たいなら、早めに行くのが良いですね。
ただし、11月22日、23日は、高千穂神社で神楽まつりがあります。
このため「高千穂神楽」はありませんので、注意をしてください。

この期間には「神話の高千穂夜神楽まつり」が行われます。そちらで、夜神楽(よかぐら)を見ることができますよ。
座布団を貸し出ししてくれる宿も
高千穂神社の夜神楽では、椅子の貸し出しはありません。
持ち込みの場合は、他の方の迷惑にならない範囲でということです。
もしかすると、足が痛くなるかもしれません。
でも、宿によっては、座布団を貸し出してくれる所もありますよ。
宿を取られる場合は、事前に確認しておくと良いですね。
夜神楽の料金は?
夜神楽の料金は1人1,000円です。
(20名以上の団体の場合は1人900円)
小学生までは無料です。
高千穂神社に駐車場はある?
高千穂神社には約100台まで停められる駐車場があります。
ちなみに、駐車場の料金は無料です。

続いて、高千穂神社で必見の3ヶ所をご紹介します。
必見の3ヶ所は?

高千穂神社で必見の3ヶ所をご紹介します。
1:御神木の秩父杉

御神木の秩父杉は、樹齢約800年で物事を良い方向に導いてくれます。
この大きな杉の木がパワースポットなのです。
高さは55メートル、幹周りが7メートル15センチもあるのには驚きです。
凄い迫力ですね!
御神木の秩父杉は、源頼朝の命によって畠山重忠が植えたといわれている杉の木。
宮崎県の天然記念物に指定されています。
2:夫婦杉

夫婦杉は、根元が繋がっている2本の杉の木です。
この杉の木の周りを時計回りに回ると、夫婦円満・家内安全・子孫繁栄のご利益があります。
ぜひパートナーと手をつないで回って下さいね。
シングルの場合は、良縁に恵まれるとか。

3:高千穂宮鎮石(しずめいし)

伊勢神宮と高千穂宮は、第11代乗仁天皇の命によって創建されました。
創建時から設置されているのが、こちらの鎮石(しずめいし)です。
伊勢神宮と高千穂神社に設置された石。
それだけで凄い!と思いませんか?
実際に、この石に手を近づけただけで電流のようにピリピリと感じる人が多いのです。
せっかくのパワーですから、手のひらの中心で思いっきり感じちゃいましょう!

鎮石を撮影すると、「写真に不思議な光が入った」なんていう人もいるほど。
この石に祈ると、悩みや世の中の乱れが鎮められるといわれています。
本当に凄いパワースポットです!
続いて、高千穂神社のお守り・御朱印帳・絵馬もチェックしておきましょう。
高千穂神社のお守り・御朱印帳・絵馬
高千穂神社のお守り・御朱印帳・絵馬を順番に見ていきましょう。
高千穂神社のお守りは?
見るたびに、高千穂峡の雄大な自然を思い出せそうなお守りですね。
高千穂神社のお守りを頂いた。東京からちょっと遠いので入手が難しい分嬉しい。
出来れば自分も高千穂行きたいですね。 pic.twitter.com/BOgiKFsBd9— null eight お仕事募集中 (@null_eight) 2016年8月26日
高千穂神社の御朱印帳は?
高千穂神社の御朱印帳です。
ブルーもありますよ!
一年もあたためてた高千穂神社の御朱印帳を使うぜーっ! 12×18cmと大きいサイズ。中の紙は横幅が11.5cm。 pic.twitter.com/8Gcwt3Qw6m
— ハニーちゃん (@honey_goes) 2015年11月7日
高千穂神社の絵馬は?
絵馬にもやはり夜神楽(よかぐら)が…。
高千穂神社の絵馬 pic.twitter.com/5h3e6N6
— Yukari 💃🏻🎶 (@eighter_yukari_) 2011年12月28日
まとめ
今回は、宮崎のパワースポット・高千穂神社の、夜神楽の予約などについてお伝えしました。
夜神楽(よかぐら)の予約はできません。
でも高千穂神社を参拝したらぜひ見てくださいね。
夜神楽(よかぐら)を前の方の席で見たいなら、早めに行きましょう。
また、たくさんの人が一緒に見る夜神楽(よかぐら)。
マナーを守って楽しんでください。

機会があればご紹介しますね。