高千穂町の天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)の神話とは?・宮崎のパワースポット!

天岩戸神社の鳥居

天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)は天岩戸神話で知られる人気のパワースポットです。

天岩戸神社がある宮崎県西臼杵郡高千穂町といえば、神が最初に降りて来られた『天孫降臨』で有名な地。

パワ美

あなたも天岩戸神社の神話が気になりませんか?

今回は、宮崎のパワースポットである天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)についてお伝えします。

きっと天岩戸神社へ行きたくなりますよ♪

まずは、天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)とはどのような神社なのか見てみましょう。

運気を上げる方法については下記の記事をご覧ください。

⇒運気を上げる15の方法!今すぐ実践すれば仕事運も金運も恋愛運もバッチリ!?

この記事を書いている人
パワ美アイコン
パワ美
  • あなたの運気アップをガッツリ応援!
  • パワーストーン歴30年以上のパワーストーンセラピスト
  • 数々の不思議体験によってスピリチュアルの世界を楽しんでいる
  • パワーストーンや運気アップの素晴らしさ・楽しさをあなたに伝えたい
  • 占い大好き・得意占術はタロット占い
目次

天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)とは?

天岩戸神社の木の鳥居

【名称】
天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)

【御祭神】

  • 天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)
  • 大日霎尊(おおひるめのみこと)

【住所】
宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1

【ご利益】
諸願成就

【社務所・受付時間】
8:30~17:00

【アクセス】

公共交通機関を利用の場合

  • 熊本駅または熊本空港より 宮崎交通 特急バス「高千穂号」に乗車 → 高千穂バスセンターより路線バスに乗車 → 天岩戸神社
  • 延岡駅より 宮崎交通 路線バスに乗車 → 高千穂バスセンターより路線バスに乗車 → 天岩戸神社

天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)は、宮崎県高千穂町にある神社です。

天照大神(あまてらすすめおおみかみ)がお隠れになった洞窟・天岩戸(あまのいわと)をお祀りしています。

天岩戸神社は、県のパワースポットの中でも特に人気があるパワースポット!

というのも、天岩戸神社には、天照大神に関する神話の舞台となった場所があるのです。

ちなみに、天照大神とは最高神であり太陽の神様です。

パワ美

日本書記や古事記などの日本神話に登場する、天岩戸神話。その舞台になった所が実在するなんて、興味が湧きますね。

では、天岩戸神社について詳しく見ていきましょう。

天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)の社殿は2つある?

天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)には、2つの社殿があります。

高千穂町の岩戸川をはさんで建てられた、西本宮と東本宮です。

西本宮と東本宮それぞれについてご紹介します。

1:天岩戸神社・西本宮

天岩戸神社・西本宮
天岩戸神社の西本宮

【御祭神】
大日霎尊(おおひるめのみこと) ※天照皇大神の別称

【御神木】
招霊(おがたま)の木

【ご利益】
諸願成就

天岩戸神社の西本宮は、天岩戸(あまのいわと)を御神体としてお祀りしている社殿です。

日本書記や古事記に登場する天岩戸神話。

その天岩戸神話で、天照大神がお隠れになったといわれているのが天岩戸です。

御神体である天岩戸は、横幅が約18メートル、奥行きが約9メートルといわれています。

御神体である天岩戸はもちろん御神域。

このため、自由に入ることができません。

ですので、通常は拝殿ごしに天岩戸を拝むことになります。

パワ美

でも、時間によっては天岩戸を直接拝むことができますよ。

天岩戸の無料案内

実は、神職の方に『天岩戸遥拝所(あまのいわとようはいじょ)』へ案内していただけるのです。

しかも無料です。

1人でも大丈夫ですよ。

無料の案内では、お祓いを受けた後に『天岩戸遥拝所』に入ります。

そして、神職の方が丁寧に説明をしてくださいます。

ただし写真撮影は禁止となっています。注意をしてください。

また、無料の案内は、時期によっては混んでいるかもしれません。

30分ごとに案内していただけますが、少し待つことも。

まずは社務所でお願いしてみましょう。

パワ美

せっかくのパワースポットですから体験したいですね。

御神木『招霊(おがたま)の木』

そして、天岩戸神社の御神木である『招霊(おがたま)の木』は境内の右手にあります。

『招霊の木』は春になると花が咲き、秋に実がなるもくれん科の木です。

『招霊の木』とは、天岩戸神話に登場する木。

神話では、天岩戸に隠れた天照大神を誘い出すために踊った天宇受売命(あめのうずめのみこと)。

その天宇受売命(あめのうずめのみこと)が手に持っていた枝が『招霊の木』だとされています。

パワ美

神話に思いをはせながら『招霊の木』を見るのがおすすめです。

2:天岩戸神社・東本宮

天岩戸神社・東本宮
天岩戸神社の東本宮

【御祭神】
天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)

【ご利益】
諸願成就

高千穂町の岩戸川をはさんで、西本宮の対岸にあるのが天岩戸神社の東本宮です。

東本宮は、西本宮に比べてかなり静かな雰囲気です。

西本宮は、大日霎尊(おおひるめのみこと)が御祭神。

それに対して東本宮は天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)をお祀りしている社殿です。

天照皇大神が天岩戸(あまのいわと)から出た後、最初に鎮座したのが、東本宮がある場所だといわれています。

東本宮は『天岩戸大神宮』とも呼ばれています。

つまり、西本宮よりも格が上だということになります。

そして、東本宮の境内の奥には『七本杉』が。

『七本杉』の連なった根元からは御神水が湧き出ています。

パワ美

このように、天岩戸神社は2つの社殿から成り立っているのです。

また、西本宮から岩戸川の上流に向かうと、天安河原(あまのやすかわら)があります。

この天安河原には、八百万(やおよろず)の神が集まり、相談されたといわれる洞窟がありますよ。

ちなみに、八百万の神とは「多くの神」という意味です。

では、その天安河原について見てみましょう。

天安河原は強力なパワースポットとして有名です!

天安河原(あまのやすかわら)

天安河原・鳥居
天安河原(あまのやすかわら)

【御祭神】

  • 思兼神(おもいかねのかみ)
  • 八百萬神(やおよろずのかみ)

【ご利益】
諸願成就

この辺りで、実はもっとも神聖な場所とされているのが、天安河原です。

天安河原は、天照皇大神が天岩戸(あまのいわと)へ隠れてしまった時に、八百万の神が相談をされた場所。

本当に凄いパワーが溢れているので、洞窟に近づけない方もいらっしゃるとか。

天安河原の中心部分には、『仰慕窟(ぎょうぼがいわや)』という名前の洞窟があります。

『仰慕窟』の奥行は約30メートル、間口が約40メートルということです。

『仰慕窟』をさらに奥へと進むと見える、小さな鳥居と社。

この小さな鳥居と社が天安河原です。

天安河原で積み石をしながら願い事をすると「八百万の神に願いが届いて、願い事が叶う」といわれています。

しかも、石を多く積むほど願いが叶いやすくなるとか。

このため周辺には、参拝者が願掛けのために積んだ石がたくさんあります。

天安河原には、神秘的ともいえる独特の雰囲気がありますよ。

ただし、暗くなると少し怖い雰囲気になるので気をつけてください。

パワ美

天安河原には明るい時間に行くのがおすすめです。

天安河原へ行くには、西本宮を出て岩戸川の上流に進みましょう。

遊歩道を歩いて行くと、約10分で天安河原へ到着です。

天安河原への道には階段があります。でも、ところどころ滑りやすい場所も。ぜひ歩きやすい靴で出掛けてください。

ちなみに、天安河原は、江原啓之さんが「自分を変えたい時に行くのが最適。最強のパワースポット」と仰るほどの場所。

途中の橋で、江原さんご本人が禊(みそぎ)をしたこともあるそうです。

さらに東国原英夫さんも、宮崎県の知事になることをここで決めたとか。

パワ美

ますます天安河原へ行きたくなりますね。

ではいよいよ、天岩戸にまつわる天岩戸神話をご紹介します。

天岩戸神話とは?

天岩戸神話のイラスト

天岩戸神話

天岩戸神話は、神天照大御神(あまてらすすめおおみかみ)が天岩戸に入ってしまったために、世界が真っ暗になってしまったという神話です。

弟である須佐之男命(すさのおのみこと)のいたずらにお怒りになり、天岩戸に入った神天照大御神。

なんとか連れ出そうと、八百万(やおよろず)の神が相談をしますが…。

いったいどうなったのでしょうか。

須佐之男命(すさのおのみこと)のひどいいたずら

その昔、高天原(たかあまはら、たかあまのはら)という神々の世界がありました。

高天原には、太陽の神様である天照大御神や、弟神である須佐之男命(すさのおのみこと)、そして、その他の神々が住んでいました。

須佐之男命は普段からいたずらがひどく、神天照大御神は困っていました。

たとえば、田んぼの畔(あぜ)を崩してしまったり。

とにかく手の付けられない行動ばかりします。

しかも、須佐之男命のいたずらは、どんどんエスカレートしていくのです。

ある時、須佐之男命は、とんでもなく驚くようないたずらをしてしまいます。

なんと、馬の皮を剥ぎ、神天照大御神たちがいる機織りの小屋に投げ込んだのです。

そのあまりの恐ろしさに、機織をする娘の一人は亡くなってしまいました。

天照大御神がお怒りになる

このいたずらに天照大御神はお怒りに。

そして、天岩戸と呼ばれる洞窟の中に入って戸を閉めてしまいます。

太陽の神様である天照大御神がお隠れになったことで、世界は闇に包まれてしまいました。

そして、その影響で病気が流行します。

また農作物が育たなくなったり、災いが次々と起こるようになってしまうのです。

八百万の神が天安河原で相談

「太陽の神様が出てこないと、世の中に大変な事や悪い事が起こってしまう。」

困り果てた八百万の神は、集まって相談をしました。

この時、八百万の神が相談した場所が天安河原なのです。

神々たちの相談の結果、天岩戸の前でいろいろなことを試すことになりました。

まず試したのが、長鳴鳥(ながなきどり)を鳴かせること。

長鳴鳥には、太陽の神様を呼ぶ力があるということでした。

でも、この方法は上手くいきませんでした。

さらに相談をしていると、知恵の神である思兼神(おもいかねのかみ)が案を出しました。

天岩戸の前で騒ぐことに

「そうだ、天岩戸の前で楽しく騒いで、天照大御神を外に誘い出そう!」

そこで、芸能の女神である天鈿女命(あめのうずめのみこと)の登場です。

天鈿女命は衣をひるがえしながら、天岩戸の前で舞い踊りました。

手には、招霊(おがたま)の木の枝を持っています。

天鈿女命が乱舞する姿を見て、八百万の神は大騒ぎではやし立てます。

すると、その賑やかな様子が気になった天照大御神。

少しだけ天岩戸を開けました。

「真っ暗なはずなのに、どうしてこんなに楽しそうに騒いでいるのか。」

と、気になって覗いたのです。

天照大御神に鏡を見せる

そこで、外の様子を覗いている天照大御神に、天鈿女命は言いました。

「とても立派な神がここにおられるんですよ。」

そう言って鏡を差し出します。

すると、そこには美しい女神が映っていました。

天照大御神は、鏡に映っている美しい女神が自分の姿だとは気づきません。

それどころか、天照大御神は「もう少し美しい女神の姿を見たい」と思いました。

そして、天岩戸から身を乗り出しました。

その時です!

思兼神(おもいかねのかみ)が天照大御神の手を引きました。

手力男命が天岩戸を開ける

思兼神が天照大御神の手を引いた時。

そのタイミングで、力の神様である「手力男命(たぢからをのみこと)」が天岩戸を開けました。

こうして、天照大御神は天岩戸から連れ出されたのです。

そして、再び世界は明るくなりました。

もちろん災いも起こらなくなりました。

パワ美

参拝する時には、ぜひこの神話を思い出してくださいね。より楽しく参拝できますよ。

では、天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)のお守りと御朱印、絵馬もチェックしておきましょう。

天岩戸神社のお守り・御朱印・絵馬

天岩戸神社のお守りと御朱印、絵馬を順番に見ていきましょう。

天岩戸神社のお守りは?

パワ美

綺麗なお守りですね。川のせせらぎが聞こえてきそうです。

天岩戸神社の御朱印は?

天岩戸神社の御朱印は、スッキリとした美しい御朱印ですね。

天岩戸神社の絵馬は?

パワ男

絵馬にも天岩戸神話が描かれているね。

九州のパワースポットならこちらの記事もおすすめです

まとめ

今回は、宮崎のパワースポットである天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)についてお伝えしました。

高千穂町のパワースポットは、それぞれに強いパワーがあります。

その中でも、天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)と天安河原(あまのやすかわら)は特に凄いパワースポットです。

運気を上げる方法について記事はこちら。

⇒運気を上げる15の方法!今すぐ実践すれば仕事運も金運も恋愛運もバッチリ!?

天岩戸神社の鳥居

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次