本記事はこんな方におすすめです
- 神社の鳥居のくぐり方が知りたい
- 神社の鳥居ってどこをくぐれば良いの?
- 喪中の時はくぐらない方が良いって本当なの?
神社の鳥居のくぐり方は、意外と知らない人が多いものです。
そこで、この記事では次のことをご紹介します。
- 神社の鳥居のくぐり方
- 喪中の時はくぐらない方が良いのかどうか
- 神社の鳥居がたくさんある時のくぐり方
- 神社の参拝から帰る時の鳥居のくぐり方
あなたの疑問が解決しますよ。
神社の参拝方法とマナーについては下記の記事でまとめてチェックできます。
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神社の鳥居のくぐり方
では早速、神社の鳥居のくぐり方を見ていきましょう。
神社の鳥居をくぐる時は次の3つの順序でくぐります。
- 鳥居をくぐる前には身だしなみを整える
- 鳥居の前で一礼をする
- 鳥居をくぐる
それぞれについて詳しくご紹介するよ。
順序1:鳥居をくぐる前には身だしなみを整える
神社の鳥居のくぐり方、順序の1つめは「鳥居をくぐる前に身だしなみを整える」です。
神社の鳥居をくぐると、そこから先は神域。
神様の場所に入らせていただくことになります。
鳥居は、「神様の世界と人間の世界との境界」を示すもの。
ですので、鳥居をくぐる時から神様に失礼のないようにしましょう。
この時点から正しい作法で参拝します。
実は、鳥居をくぐること自体に「穢れを祓う」という意味が。
神様の場所に入らせていただくには、穢れを祓わないといけないのです。
ですので、鳥居をくぐる前には身だしなみを整えましょう。
だらしない格好で参拝しないように清潔感のある身だしなみを心がけてくださいね。
もちろん、帽子をかぶったままで参拝するのは避けた方が良いです。
順序2:鳥居の前で一礼をする
神社の鳥居のくぐり方、順序の2つめは「鳥居の前で一礼をする」です。
先ほどもお伝えしましたが、神社の鳥居をくぐると、そこから先は神域になります。
神様の場所に入らせていただくことになります。
ですので「お邪魔します。失礼します。」という気持ちで、鳥居の前で一礼をしましょう。
ちなみに、神道では一礼のことを一揖(いちゆう)といいます。
一揖(いちゆう)は、お辞儀をするという意味の言葉です。
本殿や拝殿へ向かう途中でいつくかの鳥居がある場合は、その都度一礼をしてください。
例えば、「一の鳥居」「二の鳥居」「三の鳥居」と並んでいる時は、それぞれの鳥居の前で一礼をします。
つまり、合計で3回一礼をすることになりますね。
さらに、鳥居の前で一礼をする時は、鳥居の中央ではなく左側に寄りましょう。
なぜ左側なのか、その理由は順序3でご紹介します。
順序3:鳥居をくぐる
神社の鳥居のくぐり方、順序の3つめは「鳥居をくぐる」です。
いよいよ鳥居をくぐります。
この時、次の2つの注意点があります。
- 鳥居の中央をくぐらない
- 中央から遠い足から踏み出す
どういうことなのか、詳しく解説していきます。
1:鳥居の中央をくぐらない
1つめの注意点は「鳥居の中央をくぐらない」ということです。
鳥居から本殿へと続く道を参道(さんどう)といいます。
そして、参道の真ん中は神様の通り道です。
正中(せいちゅう)と呼ばれます。
参道を歩く時だけでなく、鳥居をくぐる時もこの正中(せいちゅう)を避けることが大切です。
鳥居の中央はくぐらないようにしましょう。
また、中央をくぐらなければ、左右どちらでも良いという説もあります。
特に決まっていない神社もあるようです。
でも、基本的には左側をくぐります。
なぜ左側なのでしょうか。
それは、神道では左側は神様、右側は人間という意味があります。
ですので、左側から神様にお会いするということなのです。
ただし伊勢神宮の場合、参道を歩く時は、外宮は左側通行、内宮は右側通行と決まっています。
2:中央から遠い足から踏み出す
2つめの注意点は、「中央から遠い足から踏み出す」ということです。
鳥居の左側をくぐると、中央から遠い足は左足になりますね。
基本的には鳥居の左側をくぐりますが、右側の場合は逆になります。
いずれにしても、鳥居をくぐる時は「中央から遠い足から踏み出す」ということを覚えておきましょう。
これは、鳥居をくぐる時に「神様にお尻をむけないように」という意味の作法なのです。
日本人らしい、ほんのちょっとした気遣いというのは、こういうところから来ているような気がしますね。
では、喪中の時はどうすれば良いのでしょうか。
鳥居をくぐらない方が良いというのは本当なのでしょうか。
喪中の時は鳥居をくぐらない方が良いって本当なの?
喪中の時は鳥居をくぐらない方が良い、というのは本当です。
ただし、ある一定の期間だけは鳥居をくぐらない方が良いのです。
喪中は、通常の生活を取り戻すための期間です。
一般的に喪中の期間は一年といわれています。
そして、喪中の期間の中には「忌中(きちゅう)」という期間があります。
忌中(きちゅう)とは、身内の方が亡くなってしまってからの一定の期間のこと。
神道の場合は50日、仏教の場合は四十九日と決まっています。
忌中の人は、神様にお会いすることはできません。
外出などの行動を慎んで喪に服する期間なのです。
ですので忌中の人は鳥居をくぐらないようにしましょう。
忌中の間は、神社への参拝だけでなく、神棚へお参りすることも控えます。
忌中が明ければ、喪中であっても鳥居をくぐっても良いですよ。
ちなみに仏教では、お寺参りをしても大丈夫です。
では、鳥居がたくさんある時は、何回も一礼するのでしょうか。
神社の鳥居がたくさんある時のくぐり方
時々、稲荷神社などで鳥居がたくさん並んでいることがあります。
この場合、どうすれば良いのでしょうか。
稲荷神社などで千本鳥居のようにたくさんの鳥居が並んでいる場合は、最初と最後に一例をすれば大丈夫です。
最初だけで良いという説もあるよ。
ただし、先ほどお伝えしたように、「一の鳥居」「二の鳥居」「三の鳥居」と、一つずつ離れた場所にある鳥居の前では、その都度一礼をしてください。
さて、あなたは神社での参拝を終えました。
神社の参拝から帰る時の鳥居のくぐり方はどうすれば良いのでしょうか。
神社の参拝から帰る時の鳥居のくぐり方
神社の参拝から帰る時の鳥居のくぐり方は、外に出る前に振り返って一礼をします。
鳥居をくぐる前に一礼をしてね。
具体的には次のようになります。
参道から鳥居へ向かって歩いて行きます。
そして鳥居をくぐる前に、本殿や拝殿の方へクルッと向きを変えます。
ここで「ありがとうございました。」という気持ちを込めて一礼をしましょう。
その後、もう一度向きを変えて神社の外へ出ます。
参道を歩く時や鳥居をくぐる時には、左側を通ることを忘れないでくださいね。
神社の鳥居のくぐり方:まとめ
今回は、神社の鳥居のくぐり方などについてお伝えしました。
喪中と忌中(きちゅう)は違う、ということもわかりました。
鳥居がたくさんある場合は、最初と最後に一礼をしましょう。
神社の鳥居のくぐり方を知っていれば、日本人として、社会人としてスッキリ格好良く見えますよ。
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