南洲神社・酒田市に西郷隆盛（せごどん）の像？珍しい座像!?

山形県庄内地方・酒田市にある南洲神社（なんしゅうじんじゃ）には、西郷隆盛（せごどん）の像があります。

西郷隆盛（せごどん）の像といえば、上野公園のあの、愛犬と一緒に立っている像をイメージしますよね。

でも、山形県庄内地方・酒田市にある南洲神社の像は、どうやら西郷隆盛（せごどん）の座像のようなのです。

今回は、山形県庄内地方・酒田市にある南洲神社の西郷隆盛（せごどん）の座像についてお伝えします。

どんなパワースポットなのか、合わせてチェックしてください。

南洲神社にある西郷隆盛（せごどん）の座像

南洲神社にある西郷隆盛（せごどん）の座像は、二人の人物が向かい合っています。

右側が、西郷隆盛（せごどん）の座像です。

サカタ百景 南洲神社 #酒田 #せごどん #飯森山 #庄内藩 #本州唯一 #南洲翁との絆 pic.twitter.com/Tnoy563IHe

— 歓興人力車みなとや【湊屋創輔】 (@sakata37108) May 10, 2017

でも、そもそもなぜ、山形県庄内地方の酒田市に西郷隆盛（せごどん）をお祀りする南洲神社があるのでしょうか。

次に、南洲神社と西郷隆盛（せごどん）の関係を見てみましょう。

南洲神社と西郷隆盛（せごどん）の関係を知ると、西郷隆盛（せごどん）がなぜ、南洲翁と呼ばれ、祀られるようになったのかがわかりますよ。

南洲神社と西郷隆盛（せごどん）の関係は？

南洲神社と西郷隆盛（せごどん）の関係を知るためのエピソードをご紹介します。

さらにその後、庄内藩の中老であった、臥牛翁（菅実秀）が、鹿児島の武屋敷を訪れます。

そこで、南洲翁（西郷隆盛）と臥牛翁（菅実秀）はお互いに親睦を深めて「徳の交わり」を誓い合ったのです。

その時の誓い合いの様子が、2000年（平成13年）に建立された「徳の交わり」という坐像です。

「徳の交わり」は、南洲翁（西郷隆盛）と臥牛翁（菅実秀）が対話している様子。

南洲翁（西郷隆盛）と向かい合っている人物は、庄内藩の中老であった臥牛翁（菅実秀）だったのです。

次に南洲神社についてもう少し見てみましょう。

全国には4つの南洲神社がある

南洲翁（西郷隆盛）を祀る南洲神社の総本社は、西郷隆盛（せごどん）の出身地である鹿児島市にあります。

上の写真は、鹿児島市の南洲神社の一社です。

全国で南洲神社がある場所は、次の通りです。

全国で4カ所に南洲神社があるということになりますね。

九州以外で南洲神社があるのは山形県庄内地方・酒田市だけ

この4ヶ所のうち、九州以外にあるのは、山形県庄内地方・酒田市だけです。

山形県庄内地方・酒田市の南洲神社は、財団法人 荘内南洲会によって管理・運営されています。

また、明治維新に関係する資料や、庄内地方出身の偉人や優れた人物の書画なども。

山形県庄内地方・酒田市の南洲神社では、所々に、薩摩藩主である島津家の家紋「丸に十の字」が使われていますよ。

酒田市の南洲神社に行きました。
島津家の家紋 ?と「敬天愛人」が印象に残りました。https://t.co/2StQn0anw6 pic.twitter.com/ZTduIvkkWh

— 阿部健治郎 (@abeken277) April 12, 2016

また、財団法人 荘内南洲会では、南洲翁（西郷隆盛）の教えを記した「南洲翁遺訓（なんしゅうおういくん）」を配布されています。

南洲翁遺訓（なんしゅうおういくん）について

「南洲翁遺訓（なんしゅうおういくん）」は、もともと、明治23年に庄内藩によって出版されたものです。

南洲翁（西郷隆盛）が良く使っていた言葉「敬天愛人（けいてんあいじん）」などが記されています。

「敬天愛人（敬天愛人）」とは、「天を敬い人を愛する」という意味の言葉です。

かつて、庄内藩の藩士が、南洲翁（西郷隆盛）の教えを全国に伝えるために、自ら「南洲翁遺訓（なんしゅうおういくん）」を背負ってまわりました。

その活動が、現在も財団法人 荘内南洲会の方々に受け継がれ、南洲神社の参拝客に配られているそうです。

財団法人 荘内南洲会のメンバーは、現在約450名。

「南洲翁遺訓（なんしゅうおういくん）」をはじめとする、南洲翁（西郷隆盛）の教えを学び伝えるために、さまざまな活動を行っています。

財団法人 荘内南洲会の主な活動は、次のようなものです。

ところで、冒頭でお話したように、西郷隆盛（せごどん）の像といえば、上野公園のあの、愛犬と一緒に立っている像をイメージしませんか？

でも、山形県庄内地方・酒田市の南洲神社の像は、座像でしたね。

全国には南洲神社の他にも、西郷隆盛（せごどん）の像があります。

簡単にご紹介します。

南洲神社の他にも全国には西郷隆盛（せごどん）の像が

全国にある西郷隆盛（せごどん）の像を挙げてみました。

全国には上記の3つの像と、今回ご紹介した山形県庄内地方・酒田市の南洲神社の像があります。

そして、4つの像のうち、山形県庄内地方・酒田市の南洲神社の像だけが座像なのです。

では、山形県庄内地方・酒田市の南洲神社には、お守りや御朱印はあるのでしょうか。

南洲神社のお守りや御朱印は？

山形県庄内地方・酒田市の南洲神社のお守りや御朱印は、私が知っている限りありません。

鹿児島にはあるのですが…。

もし間違っていたらすみません。

南洲神社をお参りした証として「南洲翁遺訓」を

南洲神社をお参りした証として、「南洲翁遺訓（なんしゅうおういくん）」をいただいてくださいね。

南洲翁の教えを学ぶことができます。

では、南洲神社のご利益はどうでしょうか。

南洲神社のご利益は？

ご利益についても、私が知っている限り、酒田市の南洲神社が公にされているものがありません。

おは⛩　山形県酒田市、南洲神社 pic.twitter.com/P6uvwOuP5N

— Kizu🐹 living in Kagoshima 🇯🇵 (@Kizu_Kagoshima) May 27, 2021

そこで、私が個人的に酒田市の南洲神社でいただけるのでは、と思うご利益を挙げてみました。

それは、次のご利益です。

南洲翁（西郷隆盛）の御遺徳を考えると、このようなご利益をいただけるのでは？というものです。

あくまでも、個人的に考えるご利益です。このため、必ずしもご利益がいただけるとは限りません。

でもきっと南洲神社は、西郷隆盛（せごどん）の教えが受け継がれた、凄いパワースポットです！

ではあらためて、山形県酒田市の南洲神社がどのようなパワースポットなのかをご紹介します。

南洲神社（なんしゅうじんじゃ）とは？

山形県酒田市の南洲神社銅板葺の社殿は総檜造り。

伊勢神宮から払い下げを受けた用材が使われています。

そして、南洲神社という神社名は、南洲翁（西郷隆盛）のペンネームから名づけられたとか。

南洲神社・酒田市に西郷隆盛（せごどん）の像？珍しい座像!?まとめ

今回は、山形県酒田市・南洲神社にある西郷隆盛（せごどん）の座像についてお伝えしました。

酒田市の南洲神社はきっと、西郷隆盛（せごどん）の教えが受け継がれた、凄いパワースポットです！

「おしん」や「おくりびと」など、映画のロケ地として知られていた山形県酒田市。

あなたもぜひ、山形県庄内地方・酒田市にある南洲神社へ、西郷隆盛（せごどん）の座像を見に行ってくださいね。

東北地方には、他にも素敵なパワースポットがたくさんあります。

例えば、こちらのパワースポットがおすすめです。

ぜひチェックしてみてください。

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