銀閣寺の拝観料と時間・見どころは?銀色じゃないの!?

銀閣寺の観音殿

京都の有名なお寺の中で、金閣寺と銀閣寺は必ず名前が挙がるお寺ではないでしょうか。

銀閣寺は、金閣寺に比べると落ち着いた雰囲気。

ゆっくりとお参りすることができるお寺です。

今回は、銀閣寺の拝観料と時間、見どころなどについてお伝えします。

「銀閣寺って銀色じゃないの?」

そう思っているあなたは、ぜひチェックしてくださいね。

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目次

銀閣寺の拝観料と時間は?

銀閣寺の観音殿の縁側

まずは銀閣寺の拝観料です。

銀閣寺の拝観料

銀閣寺の拝観料は次の通りです。

  • 大人・高校生:500円
  • 小・中学生:300円

ただし、特別拝観の時には拝観料が変わります。

また、銀閣寺の拝観料に団体割引料金はありません。

続いて、銀閣寺の拝観時間を見てみましょう。

銀閣寺の拝観時間

銀閣寺の池

銀閣寺の拝観時間は、時期によって異なります。

銀閣寺の拝観時間
  • 夏季:9:00~17:00(3月1日~11月30日)
  • 冬季:9:00~16:30(12月1日~2月末日)

※銀閣寺は年中無休です。

ただし、特別拝観の時には時間が変わることがあります。

注意をしてください。

次に、銀閣寺の3つの見どころをご紹介しますね。

銀閣寺の3つの見どころ

銀閣寺の見どころは、次の3つです。

銀閣寺の3つの見どころ
  1. 観音殿(銀閣)
  2. 向月台(こうげつだい)
  3. 銀沙灘(ぎんしゃだん)
パワ美

では、銀閣寺の3つの見どころそれぞれについて詳しくご紹介します。

1:観音殿(銀閣)

銀閣寺の観音殿(銀閣)

銀閣寺の見どころの1つめは「観音殿(銀閣)」です。

観音殿(銀閣)は、銀閣寺の象徴といえる建物。

パワ男

日本史の教科書で見たことがあるよね。

観音殿(銀閣)は二層構造になっていて、室町時代の東山文化を代表する楼閣庭園建築で造られています。

二層構造の一層目は、心空殿(しんくうでん)。

書院風の造りで住宅様式となっています。

そして二層目は、禅宗様式の潮音閣(ちょうおんかく)。

潮音閣(ちょうおんかく)は、観音殿の名前の由来となった、観音菩薩を安置している仏堂です。

パワ美

観音殿(銀閣)の屋根の曲線美は素晴らしいですよね。

サワラの木を薄く加工して使っています。

凄い職人技です!

さらに観音殿(銀閣)は、場所によって腰板の高さを変えるなど、細やかなこだわりがギッシリと詰まっている建造物です。

2:向月台(こうげつだい)

銀閣寺の向月台

銀閣寺の見どころの2つめは「向月台(こうげつだい)」です。

向月台(こうげつだい)は、白砂を円錐のように盛り上げて形作っています。

向月台という名前から想像できるように、「お月見をするため」に作られたとか。

ただ、創建当時からこのような形だったわけではありません。

江戸時代後期に庭を整えた時から、現在の形になったようです。

ちなみに、向月台の高さは180cmです。

パワ美

それにしても美しいですね。

3:銀沙灘(ぎんしゃだん)

銀閣寺の銀沙灘

銀閣寺の見どころの3つめは「銀沙灘(ぎんしゃだん)」です。

銀沙灘(ぎんしゃだん)も、向月台(こうげつだい)と同様に、白砂を波のような形にしています。

「月の光が綺麗に反射するように、白砂の波を壇状にした」といわれています。

パワ美

夜に見る銀沙灘は、とっても美しいでしょうね。

銀閣寺は銀色じゃない

銀閣寺というと、銀色のイメージがありませんか?

というのも、金閣寺は金ピカだから。

パワ男

どうしても銀閣寺と金閣寺は一対のイメージがあるよね。

でも銀閣寺は銀色じゃないのです。

調査が行われたこともありますが、銀閣寺には過去に一度も銀箔を貼ったことはなかったようです。

そして、銀箔は貼られていなかった銀閣寺には、黒漆が塗られていました。

パワ美

これもきっと、茶道が好きだった足利義政の趣味なんですね。

銀閣寺は、もともとは室町幕府八代将軍である、足利義政の別荘として建てられたものです。

金ピカの金閣寺を建てた三代将軍の足利義満は、義政の祖父にあたります。

足利義政は、祖父である足利義満が建てた金閣寺に憧れて、銀閣寺を建てたのです。

でも外観を金ピカにすることはありませんでした。

それは、銀閣寺を建てる時に模したのは金閣寺ではないからです。

銀閣寺は、実は苔寺(西芳寺)を模して建てられたといわれています。

東山文化のわびさびが感じられる観音殿(銀閣)です。

続いて銀閣寺の御朱印を見てみましょう。

銀閣寺の御朱印

銀閣寺の御朱印は、朱印も字も良い感じです。

パワ美

なんとも味のある、素敵な御朱印ですね!

ではあらためて、銀閣寺がどのようなパワースポットなのかをご紹介します。

銀閣寺とは?

銀閣寺の観音殿

【名称】
銀閣寺(ぎんかくじ)

【正式名称】
東山慈照寺(ひがしやまじしょうじ)

【御本尊】
釈迦如来(しゃかにょらい)

【ご利益】
家内安全・開運招福

【東山慈照寺(銀閣寺)公式サイト】

https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/

【住所】
京都府京都市左京区銀閣寺町2

【アクセス】
京都市バス「銀閣寺道」より 徒歩約10分

銀閣寺の正式名称は「東山慈照寺(ひがしやまじしょうじ」といいます。

臨済宗相国寺派のお寺で、京都市上京区にあります。

銀閣寺は、金閣寺と同様に「相国寺の塔頭(たっちゅう)寺院」です。

銀閣寺には、家内安全や開運招福などのご利益があるといわれています。

パワ美

銀閣寺という名前は、江戸時代に金閣寺に対してつけられた名前だとか。

銀閣寺の銀閣は、金閣寺の金閣や西本願寺の飛雲閣とともに「京の三閣」とされています。

銀閣寺の拝観料と時間・見どころは?銀色じゃないの!?まとめ

銀閣寺へ続く哲学の道

今回は、銀閣寺の拝観料と時間、見どころなどについてお伝えしました。

銀閣寺は銀色ではありません。

近くで見ると、金閣寺とはまったく違う印象の銀閣寺です。

パワ男

でも、このわびさび感が銀閣寺の良いところなんだよねー。

東山文化の魅力がたっぷりの銀閣寺。

近くには有名な「哲学の道」もあります。

あなたもぜひ、銀閣寺へお参りしてくださいね。

銀閣寺の観音殿

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