京都の有名なお寺の中で、金閣寺と銀閣寺は必ず名前が挙がるお寺ではないでしょうか。
銀閣寺は、金閣寺に比べると落ち着いた雰囲気。
ゆっくりとお参りすることができるお寺です。
今回は、銀閣寺の拝観料と時間、見どころなどについてお伝えします。
「銀閣寺って銀色じゃないの?」
そう思っているあなたは、ぜひチェックしてくださいね。
- あなたの運気アップをガッツリ応援!
- パワーストーン歴30年以上のパワーストーンセラピスト
- 数々の不思議体験によってスピリチュアルの世界を楽しんでいる
- パワーストーンや運気アップの素晴らしさ・楽しさをあなたに伝えたい
- 占い大好き・得意占術はタロット占い
銀閣寺の拝観料と時間は?
まずは銀閣寺の拝観料です。
銀閣寺の拝観料
銀閣寺の拝観料は次の通りです。
- 大人・高校生:500円
- 小・中学生:300円
ただし、特別拝観の時には拝観料が変わります。
また、銀閣寺の拝観料に団体割引料金はありません。
続いて、銀閣寺の拝観時間を見てみましょう。
銀閣寺の拝観時間
銀閣寺の拝観時間は、時期によって異なります。
- 夏季:9:00~17:00(3月1日~11月30日)
- 冬季:9:00~16:30(12月1日~2月末日)
※銀閣寺は年中無休です。
ただし、特別拝観の時には時間が変わることがあります。
注意をしてください。
次に、銀閣寺の3つの見どころをご紹介しますね。
銀閣寺の3つの見どころ
銀閣寺の見どころは、次の3つです。
- 観音殿(銀閣)
- 向月台(こうげつだい)
- 銀沙灘(ぎんしゃだん)
では、銀閣寺の3つの見どころそれぞれについて詳しくご紹介します。
1:観音殿(銀閣)
銀閣寺の見どころの1つめは「観音殿(銀閣)」です。
観音殿(銀閣)は、銀閣寺の象徴といえる建物。
日本史の教科書で見たことがあるよね。
観音殿(銀閣)は二層構造になっていて、室町時代の東山文化を代表する楼閣庭園建築で造られています。
二層構造の一層目は、心空殿(しんくうでん)。
書院風の造りで住宅様式となっています。
そして二層目は、禅宗様式の潮音閣(ちょうおんかく)。
潮音閣(ちょうおんかく)は、観音殿の名前の由来となった、観音菩薩を安置している仏堂です。
観音殿(銀閣)の屋根の曲線美は素晴らしいですよね。
サワラの木を薄く加工して使っています。
凄い職人技です!
さらに観音殿(銀閣)は、場所によって腰板の高さを変えるなど、細やかなこだわりがギッシリと詰まっている建造物です。
2:向月台(こうげつだい)
銀閣寺の見どころの2つめは「向月台(こうげつだい)」です。
向月台(こうげつだい)は、白砂を円錐のように盛り上げて形作っています。
向月台という名前から想像できるように、「お月見をするため」に作られたとか。
ただ、創建当時からこのような形だったわけではありません。
江戸時代後期に庭を整えた時から、現在の形になったようです。
ちなみに、向月台の高さは180cmです。
それにしても美しいですね。
3:銀沙灘(ぎんしゃだん)
銀閣寺の見どころの3つめは「銀沙灘(ぎんしゃだん)」です。
銀沙灘(ぎんしゃだん)も、向月台(こうげつだい)と同様に、白砂を波のような形にしています。
「月の光が綺麗に反射するように、白砂の波を壇状にした」といわれています。
夜に見る銀沙灘は、とっても美しいでしょうね。
銀閣寺は銀色じゃない
銀閣寺というと、銀色のイメージがありませんか?
というのも、金閣寺は金ピカだから。
どうしても銀閣寺と金閣寺は一対のイメージがあるよね。
でも銀閣寺は銀色じゃないのです。
調査が行われたこともありますが、銀閣寺には過去に一度も銀箔を貼ったことはなかったようです。
そして、銀箔は貼られていなかった銀閣寺には、黒漆が塗られていました。
これもきっと、茶道が好きだった足利義政の趣味なんですね。
銀閣寺は、もともとは室町幕府八代将軍である、足利義政の別荘として建てられたものです。
金ピカの金閣寺を建てた三代将軍の足利義満は、義政の祖父にあたります。
足利義政は、祖父である足利義満が建てた金閣寺に憧れて、銀閣寺を建てたのです。
でも外観を金ピカにすることはありませんでした。
それは、銀閣寺を建てる時に模したのは金閣寺ではないからです。
銀閣寺は、実は苔寺(西芳寺)を模して建てられたといわれています。
東山文化のわびさびが感じられる観音殿(銀閣)です。
続いて銀閣寺の御朱印を見てみましょう。
銀閣寺の御朱印
銀閣寺の御朱印は、朱印も字も良い感じです。
銀閣寺 御朱印!
— あわ (@shikibu_mangaka) March 16, 2023
銀閣寺の庭は心が落ち着く#京都 #御朱印 #銀閣寺 #旅行 pic.twitter.com/dIslrYvxbf
なんとも味のある、素敵な御朱印ですね!
ではあらためて、銀閣寺がどのようなパワースポットなのかをご紹介します。
銀閣寺とは?
【名称】
銀閣寺(ぎんかくじ)
【正式名称】
東山慈照寺(ひがしやまじしょうじ)
【御本尊】
釈迦如来(しゃかにょらい)
【ご利益】
家内安全・開運招福
【東山慈照寺(銀閣寺)公式サイト】
https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/
【住所】
京都府京都市左京区銀閣寺町2
【アクセス】
京都市バス「銀閣寺道」より 徒歩約10分
銀閣寺の正式名称は「東山慈照寺(ひがしやまじしょうじ」といいます。
臨済宗相国寺派のお寺で、京都市上京区にあります。
銀閣寺は、金閣寺と同様に「相国寺の塔頭(たっちゅう)寺院」です。
銀閣寺には、家内安全や開運招福などのご利益があるといわれています。
銀閣寺という名前は、江戸時代に金閣寺に対してつけられた名前だとか。
銀閣寺の銀閣は、金閣寺の金閣や西本願寺の飛雲閣とともに「京の三閣」とされています。
銀閣寺の拝観料と時間・見どころは?銀色じゃないの!?まとめ
今回は、銀閣寺の拝観料と時間、見どころなどについてお伝えしました。
銀閣寺は銀色ではありません。
近くで見ると、金閣寺とはまったく違う印象の銀閣寺です。
でも、このわびさび感が銀閣寺の良いところなんだよねー。
東山文化の魅力がたっぷりの銀閣寺。
近くには有名な「哲学の道」もあります。
あなたもぜひ、銀閣寺へお参りしてくださいね。