虎ノ門金刀比羅宮(とらのもんことひらぐう)は、東京のオフィスビルが建ち並ぶ東京都港区虎ノ門に鎮座する神社です。
虎ノ門金刀比羅宮は、まさに都会のど真ん中のパワースポット!
この記事を読むと、虎ノ門金刀比羅宮について次のことがわかります。
- 御朱印の時間
- 社務所は本当に高層ビルにあるのかどうか
- 御朱印と御朱印帳
- 縁結びのご利益について
パートナー募集中のあなたはぜひご覧ください。
では早速、虎ノ門金刀比羅宮の御朱印の時間から見ていきましょう。
虎ノ門金刀比羅宮の御朱印の時間は?
虎ノ門金刀比羅宮の御朱印の時間は、平日と土日祝で異なります。
それぞれの時間は次の通りです。
- 平日:9:00~17:00
- 土日祝:9:00~16:00
ただし、御朱印をいただくには社務所が閉まるギリギリに行くのは避けましょう。
できれば30分前までには、御朱印をいただきに行きたいですね。
では、虎ノ門金刀比羅宮の社務所は本当に高層ビルにあるのでしょうか。
続いて、虎ノ門金刀比羅宮の社務所について見てみましょう。
虎ノ門金刀比羅宮の社務所は高層ビルに?
「虎ノ門金刀比羅宮の社務所が高層ビルにある」というのは本当です。
といっても高層ビルの1階だけどね。
虎ノ門金刀比羅宮の社務所があるのは虎ノ門琴平タワーという高層ビルの1階です。
とうぜん虎ノ門金刀比羅宮の鳥居も、高層ビルの真下にあります。
金刀比羅宮というと、階段がたくさんある香川県のこんぴらさんのイメージが強いですよね。
ですので、都会の真ん中にある神社というとピンとこないかもしれません。
でも、虎ノ門金刀比羅宮は「都会の真ん中にあるパワースポット」なのです。
ビジネスマンの方も多く参拝に訪れています。
地上26階、地下3階の都会の高層ビルの1階に社務所があるなんて、なんだか新鮮ですね。
ではあらためて、虎ノ門金刀比羅宮がどんな神社なのかご紹介します。
虎ノ門金刀比羅宮(とらのもんことひらぐう)ってどんな神社?
【名称】
虎ノ門金刀比羅宮(とらのもんことひらぐう)
【御祭神】
- 大物主神(おおものぬしのかみ)
- 崇徳天皇(すとくてんのう)
【住所】
東京都港区虎ノ門1-2-7
【ご利益】
- 海上守護
- 五穀豊穣
- 商売繁盛 など
【アクセス】
東京メトロ銀座線 虎ノ門駅2番出口よりすぐ
虎ノ門金刀比羅宮の創祀は1660年(万治3年)。
讃岐国(現在の香川県)丸亀藩主であった京極高和が、藩領内である象頭山(ぞうずさん)に鎮座する金刀比羅宮(総本宮)の御分霊を、芝・三田の地に勧請しました。
その後、京極高豊の代になって「江戸城の裏鬼門となる虎ノ門」に遷座。
江戸市民からの要望に応える形で毎月10日になると邸内を開き、参拝を許可することになりました。
虎ノ門金刀比羅宮は古くから庶民の間で「虎ノ門のこんぴらさん」と呼ばれ親しまれてきた神社です。
では次に、虎ノ門金刀比羅宮の御朱印と御朱印帳をご紹介します。
虎ノ門金刀比羅宮の御朱印と御朱印帳
まずはご朱印を見てみましょう。
虎ノ門金刀比羅宮の御朱印
虎ノ門金刀比羅宮の御朱印です。
スッキリとした素敵な御朱印ですね。
虎ノ門金刀比羅宮の御朱印は社務所でいただくことができます。
虎ノ門金刀比羅宮の御朱印帳も素敵ですよ。
虎ノ門金刀比羅宮の御朱印帳
虎ノ門金刀比羅宮の御朱印帳には、「歌川広重の浮世絵に描かれた虎ノ門金刀比羅宮」がデザインされています。
御朱印帳の初穂料は1500円です。
他にも、桜の模様が入った淡いピンクの御朱印帳もあります。
桜の模様の御朱印帳の初穂料は1200円です。
では次に、虎ノ門金刀比羅宮の縁結びのご利益についてご紹介します。
縁結びのご利益はどこでいただけるのでしょうか。
虎ノ門金刀比羅宮の縁結びのご利益
虎ノ門金刀比羅宮の縁結びのご利益は、本殿に向かって右手。
末社である結神社(むすびじんじゃ)でいただくことができます。
結神社では、江戸時代から多くの女性たちが良縁祈願をしていました。
このため、結神社は「女性のための神社」とも呼ばれています。
虎ノ門金刀比羅宮では、女性限定の良縁祈願も行われているよ。
江戸時代、良縁祈願に訪れた女性は「結神社の前で自分の黒髪を切ったり髪飾りを持参したり」していたようです。
そして、自分の黒髪や折り紙を、境内の木や社殿の格子などに結んで良縁を願っていたとのこと。
「結ぶ」ということが「縁を結ぶ」ことに繋がっていたんですね。
江戸時代には、参拝するだけではなく「自分の黒髪や髪飾りを結ぶ行為が神様への気持ちを表す一つの形」だったようです。
神社の社殿に自分の黒髪を結ぶなんて、今なら想像できないよね。
現在も、結神社には良縁祈願をするために多くの女性が参拝に訪れます。
では、虎ノ門金刀比羅宮の結神社で良縁祈願をするためにはどうすれば良いのでしょうか。
良縁祈願の方法をご紹介します。
虎ノ門金刀比羅宮の結神社で良縁祈願をする方法
虎ノ門金刀比羅宮の結神社で良縁祈願をする方法は次の通りです。
- 授与所で「良縁祈願セット」をいただく
- 「良縁祈願紐」に良縁を願って、台に結び付ける
- 神様にもう一度良縁を願う
順番に詳しく見てみましょう。
1:授与所で「良縁祈願セット」をいただく
まずは、授与所で「良縁祈願セット」をいただきましょう。
「良縁祈願セット」の初穂料は800円です。
そうそう、この縁結びのお守り「良縁祈願セット(800円)」に付いてる赤い紐は、金比羅宮の本殿の片隅にある、結(むすび)神社にしっかり結んだから、手元にはお守りだけよ⛩#虎ノ門#金刀比羅宮#結神社 pic.twitter.com/S3XqiRKmvO
— 妖精ネコ (@fairy_cats_tail) December 15, 2017
2:「良縁祈願紐」に良縁を願って、台に結び付ける
次に、「良縁祈願セット」に入っている「良縁祈願紐」を結神社の左手にある台に結び付けます。
この時、心の底から良縁を願いながら結びつけてくださいね。
真剣に良縁を願いましょう。
3:神様にもう一度良縁を願う
最後にもう一度神様に良縁を願います。
ここでは必ず、結神社の神様に対して正面から、二拝二拍手一拝の作法で正しく参拝してください。
あなたも良縁に恵まれると良いですね。
この他、虎ノ門金刀比羅宮には「心願成就のご利益がいただける珍しい御祈祷」があります。
次に、その珍しい御祈祷について見てみましょう。
虎ノ門金刀比羅の珍しい御祈祷
虎ノ門金刀比羅の珍しい御祈祷は「押手の誓(おしでのちかい)」です。
押しの誓(おしでのちかい)とは、お酒・たばこ・賭け事をどうしてもやめられない時に、神様に誓うことで断つという御祈祷です。
押手の誓の御祈祷は、具体的には次の手順で行われます。
- 社務所で押手の誓(おしでのちかい)の御祈祷を申し込む
- 押手の誓の用紙に、断つ期間と名前、住所を記入する。
- 手形を押す
- 御祈祷を受ける
- 断つ期間の間、毎朝、祈誓(きせい)する
御祈祷を受けた後に毎日、祈誓(きせい)をしましょう。
祈誓(きせい)とは、神様や仏様に誓いを立てることです。
祈誓するのは、虎ノ門金刀比羅宮の社殿または授与品のお札、どちらでも大丈夫です。
毎日参拝するのが難しい場合は、授与品のお札に向かって祈誓してください。
また、「やめられないものを断つ期間」は自分できめることができますよ。
ただし、誓いを守れない場合は災いが起きるとか。
お酒・たばこ・賭け事をどうしてもやめられない、という人に教えてあげてね。
押手の誓(おしでのちかい)の御祈祷の初穂料は5000円です。
虎ノ門金刀比羅宮で商売繁盛のご利益をいただきたいあなたには、仕事御守(初穂料500円)もおすすめです。
次に、虎ノ門金刀比羅宮の見どころをご紹介します。
虎ノ門金刀比羅宮の見どころ
虎ノ門金刀比羅宮の見どころは、拝殿に向かって正面にある銅鳥居です。
銅鳥居は、1821年(文政4年)10月に奉納された明神型鳥居。
左右の柱には、東西南北を守護する四神(四獣)の彫刻が施されています。
向かって左側が、東の「青龍」と北の「玄武」、龍と亀のような霊獣。
そして右側が、南の「朱雀」と西の「白虎」、鳥と虎です。
この「青龍」・「玄武」・「朱雀」・「白虎」の四神は、それぞれの方角を守護しています。
とっても珍しい銅鳥居ですね。
先ほど御朱印帳のところでご紹介したように、銅鳥居は「二代目歌川広重」の浮世絵「江戸名勝図会・虎の門」にも描かれています。
銅鳥居は現在、港区の指定有形文化財・建造物に指定されて大切にされています。
「金刀比羅大神」の扁額も立派なんだよー。
そして、銅鳥居のすぐそばには、お百度石が。
お百度石の後ろ側には「大願成就」という文字があるのがわかります。
ずっしりとしたお百度石ですね。
虎ノ門金刀比羅宮のお百度石は、港区文化財総合目録に登録されています。
では最後に、私が虎ノ門金刀比羅宮でいただいたお守りをご紹介します。
虎ノ門金刀比羅宮のお守り
私がいただいた写真の小さなお守りは「白錦小守」です。
初穂料は500円でした。
小さくて可愛いお守りだよ。
上の写真のお守りよりも、ひと回り大きな「白錦御守」の初穂料は700円です。
虎ノ門金刀比羅宮では、他にも縁結びや病気平癒など、さまざまなお守りをいただくことができますよ。
虎ノ門金刀比羅宮の御朱印の時間は?まとめ
今回は、虎ノ門金刀比羅宮の御朱印の時間や社務所、縁結びのご利益などについてお伝えしました。
もう一度、御朱印の時間を確認しておきましょう。
- 平日:9:00~17:00
- 土日祝:9:00~16:00
パートナー募集中のあなたは、ぜひ結神社に参拝して良縁祈願をしてくださいね。
もちろん、最初に虎ノ門金刀比羅宮の御本殿に参拝することをお忘れなく。