本記事はこんな方におすすめです
- おついたちまいりって何?どんなもの?
- 「朔日参り」っていう漢字の読み方が知りたい
- 氏神様の神社がわからない
神社の場合は、氏神様の神社へおついたちまいりするのが基本です。
この記事を読むと次のことがわかりますよ。
- おついたちまいりとは?
- 『朔日参り』という漢字の読み方
- あなたの氏神様の神社を知る方法
- どこの神社へ行けば良いのか
- 月次祭とは?
- 私が実際におついたち参りで御祈祷を受ける場合の参拝の順序
おついたちまいりをするなら、参拝のマナーも知っておきたいですよね。
神社参拝のマナーについては下記の記事で詳しくご紹介しています。
ぜひご覧ください。
⇒神社の参拝方法・決定版!正しいマナーと基本を知ればご利益がアップするかも!
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おついたちまいりとは?
おついたちまいりとは、簡単に言うと、毎月1日に神社やお寺へ参拝することです。
日々の感謝と祈りが基本
毎月、月初めに神社やお寺へ参拝して「日々無事に過ごせていることを神様や仏様に感謝」するのがおついたちまいりの基本。
そして、次の新しい月も無事に過ごせるように祈るのです。
おついたちまいりは「月参り(つきまいり)」とも呼ばれます。
日々の暮らしの中で、心身を清めて気持ちを新たにするための、いわば節目となるお参りです。
大きな神社やお寺では、おついたちまいりのさまざまな行事が行われたりします。
では、おついたちまいりは、神社でもお寺でも良いのでしょうか。
おついたちまいりは神社でもお寺でも良いの?
おついたちまいりは、神社でもお寺でも、どちらに行っても大丈夫です。
ただし、大切なのは毎月おついたちまいりに行くことです。
先ほどお伝えしたように、おついたちまいりは「月参り(つきまいり)」とも呼ばれます。
つまり、おついたちまいりには毎月行くことがなにより大切なのです。
例えば、あなたが「お寺に行きたい」と思うのならお寺へおついたちまいりに行ってください。
神社とお寺で迷ったら、毎月行きやすい方を選ぶ、というのも一つの方法です。
もしもあなたが神社へおついたちまいりをするなら、できるだけ「氏神様の神社」へ参拝することをおすすめします。
私も毎月かならず、氏神様の神社へおついたちまいりに行きます。
私の個人的な意見ですが、神社へのおついたちまいりでは、主に、その直前の1ヶ月の感謝の気持ちを伝えます。
お寺へのおついたちまいりでは、ご先祖様への感謝の気持ちを伝えるとともに、ご供養の意味もあるように感じます。
※あくまでも個人的な意見です。
では、『朔日参り』という漢字の読み方を見てみましょう。
『朔日参り』という漢字の読み方は?おついたちまいり?
『朔日参り』という漢字の読み方は「ついたちまいり」です。
ただし『朔日参り』の『朔日』という漢字だけなら「ついたち」や「さくじつ」と読みます。
でも、「さくじつまいり」とはいいませんよ。
ちなみに、朔日(さくじつ)とは、ひと月の最初の日のこと。
旧暦で「ついたち」や「1日」、「新月」のことを指しています。
例えば「三月一日」は、「三月朔日」と書くこともできます。
「朔日」という漢字がつく名字の方も!?
実際に、「朔日」という漢字がつく名字の方もいらっしゃいます。
「八月朔日」という名字を見たことがあるでしょうか。
「八月朔日」という名字の方の場合は、「ほずみ」・「ほづみ」・「はっさく」・「やぶみ」という読み方になるのが一般的です。
つまり、「八月朔日さん」は「ほずみさん」ということになります。
「朔」という漢字一文字だけでも「ついたち」という読み方をすることができるんだよね。
そして、おついたちまいりには月参りの他にも、さまざまな呼び方があります。
次に、おついたちまいりの他の名前や書き方を見てみましょう。
おついたちまいりの他の名前や書き方
おついたちまいりの他の名前や書き方を挙げてみました。
- お朔日参り
- おついたち参り
- 御一日参
- 朔日参り
- ついたち参り
- ついたちまいり
- 月参り
- つきまいり
他にもあるかもしれません。おついたちまいりの他の名前や書き方が見つかれば、またご紹介しますね。
では、氏神様の神社へおついたち(お朔日)まいりに行く時、氏神様の神社がわからない時はどうすれば良いのでしょうか。
続いて、あなたの氏神様の神社を知る方法をご紹介します。
おついたちまいり・あなたの氏神様の神社を知る方法!
あなたの氏神様の神社を知る方法は、次の2つです。
- あなたが住んでいる都道府県の神社庁へ問い合わせをする
- あなたが住んでいる近くの神社で氏子かどうかを聞く
一番簡単な方法は1の方法です。
神社庁へ問い合わせれば、あなたが住んでいる地域の氏神様をお祀りしている神社を教えていただくことができますよ。
また、2の方法の場合は近くの神社で聞く方法です。
あなたのお家の近くにある神社へ参拝した時に社務所で聞くと教えていただけます。
神社へおついたち(お朔日)まいりに行く場合、個人的には氏神様の神社へ行くことをおすすめします。
でも、毎月必ず氏神様の神社へおついたちまいりに行かないといけないということはありません。
では、おついたちまいりはどこの神社へ行けば良いのでしょうか。
おついたちまいりはどこの神社へ行けば良いの?
おついたちまいりは、毎月必ず氏神様の神社へ行かないといけないということはありません。
その時々によって、自宅から離れた場所にいることもありますよね。
その場合は、氏神様以外の神社へおついたちまいりに行きましょう。
例えば、おついたち(お朔日)まいりで有名な神社、あなたの産土神社、地域の一宮神社、好きな神社などへ行っても大丈夫です。
基本的には氏神様の神社へ行くのがおすすめ
基本的には氏神様の神社へおついたちまいりに行くことをおすすめします。
というのも、おついたちまいりは「日々の感謝と次の月を無事に過ごせるように祈る」ことだからです。
まずは、あなたの住んでいる土地の神様に感謝することがとっても大切なのです。
おついたちまいりで有名な神社
おついたち(お朔日)まいりで有名な神社といえば、なんといっても三重県にある伊勢神宮です。
伊勢神宮に参拝する前には、ぜひこちらの記事をチェックしてください。
⇒伊勢神宮(いせじんぐう)は外宮から内宮への参拝順序が正しいの?時間の目安は?
他にも、おついたち(お朔日)まいりで有名な神社をいくつか挙げてみました。
- 石川県にある白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)
- 奈良県にある大神神社(おおみわじんじゃ)
- 愛知県にある熱田神宮(あつたじんぐう)
- 埼玉県にある三峰神社(みつみねじんじゃ)
神社によっては、おついたちまいりに合わせて「おついたち(お朔日)ツアー」が催されることも。
参道近くのお店で「朔日餅(ついたちもち)」が販売されたりするところもあるよね♪
そして、多くの神社では「月次祭(つきなみさい)」が行われます。
おついたちまいりの日に行われる月次祭(つきなみさい)とは?
月次祭(つきなみさい)とは、国の平和や地域の氏子の安泰などを祈る祭礼(神事)の一つです。
神社によっては、毎月、1日と15日に月次祭(つきなみさい)が行われることも。
このため、十五日参りも、より一層のご利益がいただけるといわれています。
また、おついたちまいりの日に御祈祷を受けると、「月次御幣(つきなみごへい)」を授与している神社もあります。
ではそもそも、おついたちまいりはどのようにして始まったのでしょうか。
続いて、おついたちまいりの始まりについて見てみましょう。
おついたちまいりの始まり
おついたちまいりは、ひと月の最初に、日常の区切りとして氏神様の神社へ参拝するようになったのが始まりだと伝わっています。
おついたちまいりでは、氏神様の神社へ参拝して、まずは神様に感謝の気持ちを伝えます。
そして、新しく訪れるひと月も無事に過ごせますように、と祈ったのです。
現在、私達は太陽暦に合わせた生活をしています。
でも、太陽暦が使われるようになる以前、日本では古来より、月の満ち欠けに沿った旧暦に合わせた生活をしていました。
旧暦では、毎月1日が新月、そして15日が満月。
旧暦の新月には「ものごとの始まり」という意味があり、旧暦の満月には「ものごとの終わり」という意味があります。
ひと月の中で、新月と満月を一つの区切りとしていたということだね。
ひと月の最初である「ついたち」という言葉は、月の満ち欠けに関係する「月立ち(つきたち)」という言葉が変化したものだといわれています。
月次祭(つきなみさい)は、もともと「月立ち(つきたち)」の新月に行われていた祭事(神事)。
その後、同じように月が満ちる15日の満月にも月次祭(つきなみさい)を行うようになっていったのです。
ちなみに、おついたち参りがいつから始まったのか、詳しいことはハッキリとはわかっていません。
では最後に、私がおついたちまいりで御祈祷を受ける時の参拝の順序などをご紹介します。
あなたが、実際におついたちまいりをする時の参考になるといいな。
私がおついたちまいりで御祈祷を受ける時の参拝の順序
私が実際におついたちまいりで御祈祷を受ける時は、次の順序で参拝します。
- 手水舎で身を清める
- 本殿へ参拝する
- 社務所で御祈祷を申し込む
- おついたちまいりの御祈祷を受ける
- 授与品をいただく
- 境内の摂社・末社を参拝する
- 御朱印をいただく時は最後に
おついたちまいりの参拝の順序は、基本的には普段の参拝と同じです。
大切なことは、神様や仏さまに感謝の気持ちを伝えること。
普段の参拝と違うのは、おついたちまいりならではの授与品をいただけることでしょうか。
おついたちまいりならではの授与品
おついたちまいりでは、普段の御祈祷と同様にお札をいただきます。
神社によっては、お札以外に『おついたちまいりならではの授与品』をいただくことができますよ。
おついたちまいりならではの授与品は、例えば「月次御幣(つきなみごへい)」などです。
神社によって授与品が異なります。
月次御幣(つきなみごへい)
「月次御幣(つきなみごへい)」は、お札の一種です。
月ごとに色が変わります。
おついたちまいりの御祈祷を受けて「月次御幣(つきなみごへい)」をいただくことで、1ヶ月間、神様の御加護を受けることができるといわれています。
先ほどご紹介した写真は、おついたちまいりで私が実際にいただいた「月次御幣(つきなみごへい)」を開いたところです。
この月の「月次御幣(つきなみごへい)」は赤色でした。
月次御幣の大きさは、長さが約23センチ、木の部分は幅が約1.5センチ。
とっても小さくて可愛い御幣をいただくと、テンションが上がるんだよねー♪
多くの神社では、おついたちまいりの御祈祷を受ける時に予約は必要ありません。ただし、時期によっても異なるため、念のために確認してからお出掛けください。
そして、おついたちまいりの帰りに、神社の参道近くのお店で買い物、というのが私の習慣です。
おついたちまいりの帰りに神社の参道近くのお店で買い物をする
神社の参道近くのお店では、素朴な味わいの赤飯や、お餅やお漬物などを買います。
特に、素朴な味わいの赤飯がお気に入りです。
色もナチュラルなお赤飯♪
また、参道の小さなパン屋さんで美味しいパンを買うことも。
街のパン屋さんのパンって、素朴でどこか懐かしくてイイですよね。
美味しいパンを新しく発見するのも楽しいです。
おついたちまいりの後のスッキリとした気分で、楽しく買い物ができることにも感謝ですね。
朝市や参拝後の買い物や食事は、おついたちまいりの楽しみの一つ。地域の活性化に繋がれば、さらに嬉しい!
おついたちまいりとは?『朔日参り』の漢字の読み方や氏神様の神社を知る方法!まとめ
今回は、おついたちまいりについてお伝えしました。
『朔日参り』という漢字の読み方は「さくじつまいり」や「ついたちまいり」です。
そして、あなたの氏神様の神社を知るためには、住んでいる都道府県の神社庁へ問い合わせるのが一番簡単な方法です。
私がおついたち参りで御祈祷を受ける時の参拝の順序もぜひ参考にしてくださいね。
おついたち(お朔日)まいりは、本当に気持ちの良いもの。
毎月、おついたち(お朔日)まいりで神様へ感謝の気持ちを伝えましょう。新しい一カ月を清々しい気持ちでスタートすることができますよ。
おついたちまいりの御祈祷は普段より早い時間に行われることもあります。
事前に確認して、できるだけ午前中の清々しい空気の中で参拝することをおすすめします。
神社参拝のマナーについての詳しい記事は下記をご覧ください。