奈良県天理市にある、石上神宮(いそのかみじんぐう)の七支刀(しちしとう)をご存知でしょうか。
映画「ZIPANG」や、「ファイナルファンタジー」・「龍が如く 見山!」などのゲームにも登場する七支刀(しちしとう)。
もしかすると、あなたも見たことがあるかもしれませんね。
石上神宮の七支刀は、その本物です。
今回は、石上神宮の七支刀や御朱印などについてお伝えします。
石上神宮のお守りもご紹介します。
ぜひチェックして下さいね。
石上神宮(いそのかみじんぐう)とは?
石上神宮(いそのかみじんぐう)
【御祭神】
- 布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)
- 布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)
- 布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)
【住所】
奈良県天理市布留町384
【アクセス】
JR天理駅からバス「石上神宮前」下車 徒歩約5分
※バスの本数が少ないので事前に確認して下さい。
石上神宮は、奈良県天理市に鎮座する日本最古の神宮の一つです。
標高266メートルの布留山(ふるやま)の麓の高台に鎮座しています。
石上神宮の拝殿と、摂社の内の一社である出雲建雄神社の拝殿は、国宝に指定されています。
また、楼門は重要文化財に指定されています。
石上神宮は、由緒正しい神社なのです。
石上神宮の主なご利益は、開運などです。
特に、起死回生のパワーや成功のパワーがいただけるといわれています。
もうダメかも、と思った時でも、驚異的な開運パワー を授けてくれるとか。
石上神宮は、他の神社とは少し違っていて、御祭神が珍しいことでも知られています。
神武天皇をピンチから救った神剣や、ヤマタノオロチを倒した時の神剣、さらに亡者を蘇らせるといわれる神宝に宿る神様が御祭神なのです。
そんな石上神宮の、有名な七支刀とは、どのようなものでしょうか。
早速見てみましょう。
石上神宮の七支刀とは?
石上神宮の七支刀は、百済から倭国に献上されたと伝えられる剣のことです。
映画「ZIPANG」や、「ファイナルファンタジー」・「龍が如く 見山!」などのゲームにも登場する七支刀。
約75センチの長さで、左右に3本ずつ枝刀が出ています。
七支刀は、日本書記に登場する剣といわれ、国宝に指定されています。
普段は非公開の七支刀。
このため、見ることはできません。
でも、石上神宮の御朱印を見れば、七支刀がどのようなものかイメージできるのです。
石上神宮の七支刀は御朱印にも!?
石上神宮の七支刀は、御朱印にも描かれています。
石上神宮の御朱印を見ると、とってもわかりやすいのですが、残念ながら写真を用意できていません。

ただし、石上神宮の御朱印は2種類あります。
石上神宮の御朱印は2種類
通常の御朱印もありますよ。
石上神宮の御朱は少し変わっています。
御朱印の日付のところに、「戌戌」とありますよね。
これは、平成30年を十干十二支で表しているのです。

次に、石上神宮のお守りをご紹介します。
石上神宮のお守り
石上神宮の魔除御鈴守(まよけおすずまもり)です。

こちらは、石上神宮の勝守(かちまもり)です。

そして、こちらが石上神宮で人気の御神劔守(ごしんけんまもり)です。
七支刀があしらわれています。

では最後に、石上神宮の見どころをご紹介しますね。
石上神宮の3つの見どころ
石上神宮の見どころは、次の3です。
- 拝殿
- 禁足地
- 摂社・出雲建雄神社
では、それぞれの見どころについて見てみましょう。
1:拝殿
石上神宮の1つめの見どころは、「拝殿」です。
石上神宮の拝殿は、第72代白河天皇によって、寄進されたと伝えられています。
現存する拝殿としては最古のもので、国宝に指定されています。

2:禁足地
石上神宮の2つめの見どころは、「禁足地」です。
石上神宮、楼門の甍越しに見える国宝の拝殿と神明造らしき御本殿の家根。
拝殿と御本殿の間に、禁足地があります。
禁足地の調査と整備の後、御本殿は建てられ、その際に禁足地は倍の広さになったのだそうです。 pic.twitter.com/BjU7sGMAzM— うめぞー (@shima_nata) 2016年2月14日
拝殿の後にある禁足地は、境内の中でも最も神聖な神域とされています。
石上神宮には、もともと本殿がなく、禁足地を崇拝対象としていました。
その後、大正時代には本殿が建てられましたが、現在も、霊域として畏敬されている場所です。
「布留社」という文字が彫られた剣先状の石の瑞垣で囲まれています。
禁足地を見どころとしましたが、実は、普段は見ることができません。

3:摂社・出雲建雄神社
石上神宮の3つめの見どころは、「摂社・出雲建雄神社」です。
摂社の内の一社である出雲建雄神社では、草薙剣(くさなぎのつるぎ)の荒魂(あらみたま)である、出雲建雄神(いずもたけおのかみ)をお祀りしています。
草薙剣とは、ヤマタノオロチを倒した時の神剣のことです。
江戸時代には、出雲建雄神は、 御祭神である布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)の御子神とされていました。
このため、「若宮(わかみや)」と呼ばれていたことも。

まとめ
今回は、石上神宮の七支刀や御朱印などについてお伝えしました。
石上神宮には、2種類の御朱印がありました。
あなたも、石上神宮へ参拝して、七支刀の御朱印と、通常の御朱印、どちらもいただいて下さいね。
石上神宮の境内には、30羽ほどの鶏が放し飼いにされていますよ^^
石上神宮は、私が選んだ開運におすすめの関西の神社のランキングの中で、第2位に選ばせていただいた神社です。
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