京都市の大徳寺真珠庵(だいとくじしんじゅあん)の襖絵が一時話題になっていました。
話題になった、大徳寺真珠庵の襖絵とはどういうものでしょうか。
また、真珠庵の御朱印はどこでいただけるのでしょうか。
今回は、大徳寺真珠庵の襖絵や御朱印などについてお伝えします。
2018年の襖絵の特別公開についてもご紹介します。
ぜひ参考にして下さいね。
まずは大徳寺について見てみましょう。
Contents
大徳寺(だいとくじ)とは?

龍寶山 大徳寺(りゅうほうざん だいとくじ)
【御本尊】
釈迦如来
【住所】
京都府京都市北区紫野大徳寺町53
【拝観料】
拝観可能な塔頭により異なる
【アクセス】
京都市バス「大徳寺前」バス停下車 徒歩すぐ
大徳寺は、京都市北区紫野にある臨済宗大徳寺派の大本山です。
正式名称は、龍寶山 大徳寺(りゅうほうざん だいとくじ)といい、アニメ「一休さん」で知られる千利休こと一休宗純ゆかりのお寺です。
大徳寺には24もの塔頭寺院や別院があります。
そして、真珠庵は、大徳寺にたくさんある塔頭寺院(たっちゅうじいん)の一つです。
では、話題になった大徳寺の襖絵とはどのようなものでしょうか。
早速ご紹介しますね。
大徳寺真珠庵の襖絵とは?
大徳寺真珠庵の襖絵とは、もともと、室町時代後期の画家である曽我蛇足(そがじゃそく)や、安土桃山~江戸時代に活躍した絵師である長谷川等伯(はせがわとうはく)の方丈襖絵のことを指していました。
長谷川等伯(はせがわとうはく)の方丈襖絵は、大徳寺の寺宝として大切にされてきました。
その襖絵が、2018年(平成30年)に、400年ぶりに修復されることになったのです。
そこで、大徳寺のご住職のアイデアで、現代風の方丈襖絵を新しく作ることになりました。
6人の現代の絵師(クリエイター)による方丈襖絵は、「なんでもあり」というコンセプトで描かれた襖絵。
2018年9月1日から、期間限定で特別公開されました。

2018年(平成30年)に行われた襖絵の特別公開についてご紹介します。
2018年(平成30年)に行われた襖絵の特別公開について
2018年(平成30年)に行われた襖絵の特別公開の概要は次の通りでした。
2018年の襖絵の特別公開の概要
2018年9月1日(土)~12月16日(日)
※ただし、10月19日(金)~10月21日(日)は除く。
【拝観料】
- 大人:1200円
- 中高生:600円
【受付時間】
9:30~16:00
【同時公開】
- 書院・通僊院
- 茶室・庭玉軒
- 村田珠光作庭・七五三の庭
真珠庵の襖絵を描いた現代の絵師は、次の6名の方々です。
襖絵を描いた6名の現代の絵師
- 北見けんいちさん(漫画家)・代表作「釣りバカ日誌」
- 上国料勇さん(アートディレクター)・代表作「ファイナルファンタジー」
- 山賀博之さん(映画監督)・代表作「新世紀エヴァンゲリオン」
- 伊野孝行さん(イラストレーター)・代表作「オトナの一休さん」
- 濱地創宗さん(日本画家・僧侶)
- 山口和也さん(画家・写真家)
それぞれ個性的な作風の6名の絵師。
お寺の襖絵なのに斬新すぎることで話題になりました。
例えば、上国料勇さんが手掛けた襖絵のモデルは、EXILEのメンバーだそうですよ。

では、真珠庵の御朱印はどこでいただけるのでしょうか。
真珠庵の御朱印はどこでいただけるの?
真珠庵の御朱印は、真珠庵でいただけます。
ただし、特別公開の時のみ御朱印をいただくことができます。
真珠庵で受付を済ませたら、御朱印を先にお願いしましょう。
そのまま手荷物も預けることになっています。
御朱印は他の塔頭でもいただくことができます。
大徳寺のその他の御朱印をいくつかご紹介しますね。
大徳寺のその他の御朱印
先ほどお伝えしたように、大徳寺には24もの塔頭寺院や別院があります。
そのうち、常に公開になっている塔頭は限られています。
ここからご紹介する御朱印も、常にいただけるとは限りません。
参拝の前に、公開されているかどうか、確認してからお出掛け下さい。
では、順番に見ていきましょう。
興臨院の御朱印
大仙院の御朱印
黄梅院の御朱印
総見院の御朱印
瑞峯院の御朱印
龍源院の御朱印
大仙院の御朱印
まとめ
今回は、大徳寺真珠庵の襖絵や御朱印などについてお伝えしました。
あなたもぜひ、大徳寺で御朱印をいただいて下さいね。